日本で二番めに可愛い女子が集う街

 恵比寿一丁目の交差点の一角に、いきつけのカフェがある。

 ここの2階にあがって、喫煙ルームの窓際に座り、デイリースポーツを読みながら昨日の阪神タイガースの勝因や敗因を分析したり、比較的締め切りのせまっていない原稿をいじったりするひとときが、私は好きだ。

 ここの2階から、人の行き来をぼーっと眺めるのも楽しい。そして、ぼーっと眺めていると、つくづく恵比寿

日本で二番めに可愛い女子が集まる街だよな

と心のなかで(たまには口に出して)つぶやいてしまう。

 この二番めというのが、私の平常心を少なからず揺さぶる。一番ではないというリアルな順位が、私の妄想的な恋衝動にターボをかけるのだ。

 恵比寿には中堅、もしくは小さなタレント事務所がいっぱいあるらしい。つまり交通手段が車より電車メインクラスの女子タレントが、あたりをうろついているということだ。さらには、その女子たちに呼ばれて合コンとかに参加する、洗練されたOLなんかもうろついている。木を見て森を見ていないだけなのかもしれない。でも恵比寿とは、

そんな特殊な交友関係が凝縮されている街だ!

と思えてならない。すごく可愛い素人半端に可愛い玄人(?)のブレンド具合が絶妙なのである。

 ちなみに日本で一番可愛い女子が集まるのは、表参道だと私は思う。ここは一流の玄人がさっそうと歩く街。すなわち私にはまったく縁がない。

 三番めは、池尻大橋−三軒茶屋の田園都市線ライン。ここはCタレ、Dタレあたりの女子が渋谷へのアクセスの良さを理由に、8万くらいのワンルームを借り、夜な夜な営業活動に励んでいる(という、いささか強引な先入観がある)。勃起はするけど、ちょっと痛い……。六本木はまた別の玄人ばっかで、銭がなければ見向きもされない。

 二番めにこそ、男のねーちゃんアンテナは激しい反応を示す。
 
伊勢丹のデパガよりマルイの店員のほうが妙にソソる!

つまりがそういうことなのだ。

 カフェの窓から、おっぱいの谷間と体脂肪の低そうな太ももをあらわにした、キャップを目深にかぶる女子を確認した。この動体視力をなぜバッティングに活かすことができないのだろう。あとをつけてみようかと、ストーキングをマジで考える……。

 恵比寿とは、私を軽犯罪者にもしかねない、危険をはらんだ街なのだ。

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あまりに可愛い女子を見つけすぎて、トラ分析や原稿が手につかないこともしばしばだ。あと、虎キチのあいだではすでに常識だが、デイリースポーツは、阪神が勝った次の日は見出しの「デイリ〜」の「〜」がトラ柄になる。

2010.05.23 |  2件のコメント

PROFILE

山田ゴメス
山田ゴメス
1962年大阪府生まれ。マルチライター。エロからファッション、音楽&美術評論まで幅広く精通。西紋啓詞名義でイラストレーターとしても活躍。著書に『「若い人と話が合わない」と思ったら読む本』(日本実業出版社)など
『「若い人と話が合わない」と思ったら読む本』(日本実業出版社)
『「若い人と話が合わない」と思ったら読む本』(日本実業出版社)
OL、学生、フリーター、キャバ嬢……1000人以上のナマの声からあぶり出された、オヤジらしく「モテる」話し方のマナーとコツを教えます

“日本で二番めに可愛い女子が集う街” への2件のフィードバック

  1. テニスBOY@G より:

    たしかにあの聖地から拝めるキレイな方々や、店内で繰り広げられる、SATC顔負けの刺激的なガールズトークが、引っ越して聞けなくなって残念です・・

  2. ごめす より:

    あなたは、よくあのカフェでモーニングタイムにはち合わせしたテニスボーイさんですね?

    あのカフェのガールズトーク、マジ面白かったですよね〜(笑)(ゴ)

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