山田ゴメスの俺の恋を笑うな
今シーズンの目標
AM10:00すぎ。
私は、恵比寿のいつものカフェで、連載の4コマ漫画のペン入れをしている。
窓の外に目を向けると、
相変わらず、顔面もしくはプロポーション偏差値の高い女子が、横断歩道を行き来している。
そして、いつものようにデイリースポーツに目を通せば、
昨夜、2本のホームランを打ったブラゼルの談話が載っている。
ブラゼルの自宅には、”一生の宝物”と言える一本のバットが飾られているらしい。
「同じフルスイングで、最も尊敬している」という、巨人・小笠原のバットだ、そうだ。
いい話である。
私も自分が所属する草野球チームでは、
常にフルスイングを信条とする、つなぎの打者
を目指そう、と心に誓った。
打率は低くてもいい。出塁率3割と貢献率4割、そして三振率の少なさにこだわりたい。
それにしても、他のスポーツ新聞が軒並み日テレの女子アナ・山本真純の自殺(?)を一面で報じているなか、デイリーの一面だけは
猛虎ついに首位
である。
我々虎キチのあいだでは、
直接面識のない女子アナの自殺沙汰より、タイガースの奪取のほうが優先順位は高い
……ことをキチンとわかっている。
さすがだと思った。
さあ、早く漫画を仕上げねば。私の担当編集は、とてもおっかないのだ。
いつもの恵比寿のカフェ。もはや、ゴメスの書斎と化している。
水に銭!?
コーラやバヤリースオレンジなんかを飲んでいる女子を見ると、思わず胸キュンしてしまう。
私たち40代後半以上というのはズバリ、水にお金を払うのがもったいない世代である。
現に私は、ミネラルウォーターを買うのに自腹を切ったことがない。水道水で充分と思っている。
お茶にさえ、お金を払うのはまっぴらだ。家で水道水を使って、麦茶とかつくってりゃいいじゃないか。
半透明であまり甘くないポカリスエットにお金を払うのもまだ、どこか心の片隅に躊躇が残る。
カルピスウォーターにだって、払いたくなかった。
でもアレは、これ以上のカルピスはない!というくらい完璧な濃度配分なので、まあアリだろう。
すなわち、甘くて色が毒々しいものにだけお金を払いたくなる世代なのだ。
だから、ファンタとかキリンメッツなんかを飲んでる子には、つい
ボクのこと、わかってくれるんじゃないか?
という期待を抱いてしまう。
若ければ若いほど、違和感があって良い。
毒々しいビビッドなジュースは、私たち世代の目にはやさしい。
まるで、妖しい光りを放つ、わかりやすい宝石のようだ。
カルピスソーダよりも先に発売されていた乳白色系炭酸飲料『愛のスコール』(「愛の」までが正式名称なのかは不明)。先日、友人の実家である焼き肉屋さんでいただきました。約30年ぶりに飲んだが、相変わらずの具体的すぎる甘さが最高! ちなみにコレ、宮崎県で作られてるって、知ってました?
Cawaiiが一番!
ゴメス 「ねえねえ、たもちんにさあ、ゴメス氏の発言はたまに
中学生かと疑う()、なんて書かれちゃってんだけど……知ってた?」
護牝 「もちろん知ってるとも。こりゃ、いよいよ脈アリって感じだね」
ゴメス 「いったい、この文節のどこが脈アリなのか、納得いくまで指摘してほしいね」
護牝 「だって、中学生ってことは年下みたいってことだろ? つまり、カワイイって言われてるようなもんじゃないか」
ゴメス 「まったく、キミの頭はどこまでおめでたくできてるんだい?」
護牝 「なにがおめでたいもんか。そもそも、もおすぐ50代にさしかかろうとしているキミがだなあ、女子からどんな風にホメられるのが一番ウキウキウォッチングなのか、冷静になって考えてみなよ」
ゴメス 「カッコイイとかシブイ……とか?」
護牝 「違うでしょ! キミは、そーいう年相応の域を超えないホメられ方をされて、本当にうれしいのかい? 40代には40代のカッコよさがある、50代には50代のシブさがある……的な、さ。しょせん、そんなのは社交辞令にすぎないんだよ」
ゴメス 「……たしかに、キャバクラとかでそうホメられても、あまり結果は伴わない……よね?」
護牝 「だろ? やっぱ、カワイイが最上級のホメ言葉なんだよ。
カワイイだけが世代を越えるんだよ!」
ゴメス 「まだ少年っぽいあどけなさを残している魅惑の中年……みたいな?」
護牝 「まさにそれ! それだよ!!」
ゴメス 「キミって、いつも前向きというか、前のめりだよね? 自分ながら羨ましいよ」
護牝 「カワイイだろ?」
ゴメス 「拡大解釈すれば……だけどね。で、肝心のキンタマ袋とじ問題は、どうするつもり?」
護牝 「あきらめるしかないんじゃない? だって、ネットで袋とじは技術上不可能だし、紙媒体でもボクたちのキンタマ見て喜んでくれるのは、一部のマニアなゲイ雑誌くらいだろ?
コストパフォーマンス的に割が合わないってことで」
ゴメス 「いきなり大人な発言なんだけど?」
護牝 「しょうがないだろ? コレで食ってかなきゃいけないんだから!」
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