「好きなタレントは?」と問われれば「モムちゃんです!」と答えます。

 べつに、クライアント様のご機嫌を取るわけではないのだが、私の最近の愛読書の一冊に『モムチャンダイエット プレミアム』(扶桑社刊)がある。

 モムチャンとは念のため説明すると、揉むチャンでもモムちゃんでもない。
つまりチャンは、とかサンとかとかの意味合いで使われているわけではないのである。

 本名はチョン・ダヨン。70kg超のオバサン体型から20kg以上の減量に成功し、
「健康で美しい身体」という意味であるらしい「モムチャン」の称号を与えられた、韓国在住のダイエット・インストラクターである(もし間違ってたら修正お願いします)。

 『モムチャンダイエット プレミアム』に掲載されているモムチャンのスパッツ姿は、
たいそうエロく、オマケに、おまけに付いているインストラクト用のDVDでの動きもまた、
止めどなくエロティック

 しかも彼女、驚くべきことに40代の主婦であるそうで、そこがまた、

たった5歳前後というリアルな年の差の嫁さんが
こんなエロかったら、さぞかし夫婦生(性)活も楽しかろう……

などといった我々アラフィフの中年たちの妄想をかきたてるのだ。キャバクラや風俗で若い女子に
不毛な散財を繰り返す愚を犯すこともなく、さぞかしお金も貯まるに違いない。

 肌の老化が目立たなそうな切れ長の目、アンド豊満一歩手前あたりで抑えられた類の
シェイプアップ……ある意味、見た目アンチエイジングの素材としては、理想のかたちと言えるだろう。

 そして何よりも重要なのは、このモムチャンが、今のモムチャンを理想のかたち
つまり目標とすることに一切の迷いがない、という点である。

 どうも韓国の人は、お国柄として、美という概念も含め、ひとつの明確な目標を設定し、
そこに向かって躊躇をみせない術に関しては、日本人よりも長けているような気がする。
スポーツだって、同程度の歴史をもつ競技だと韓国にはなかなか勝てないですしね。

 いずれにしても、この『モムチャンダイエット プレミアム』、私みたいにヌキ目的で購入している輩は、少なく見積もっても1万人くらいはいるはずだ。

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『モムチャンダイエット プレミアム』(扶桑社刊)

発行部数60万部以上という勢いで売れているらしい。
つまり、60人に一人がヌキ目的で購入しているというゴメ算になる。

PROFILE

山田ゴメス
山田ゴメス
1962年大阪府生まれ。マルチライター。エロからファッション、音楽&美術評論まで幅広く精通。西紋啓詞名義でイラストレーターとしても活躍。著書に『「若い人と話が合わない」と思ったら読む本』(日本実業出版社)など
『「若い人と話が合わない」と思ったら読む本』(日本実業出版社)
『「若い人と話が合わない」と思ったら読む本』(日本実業出版社)
OL、学生、フリーター、キャバ嬢……1000人以上のナマの声からあぶり出された、オヤジらしく「モテる」話し方のマナーとコツを教えます

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