風俗サイトぶらり旅

 男として、つい同情してしまう、ありがちなお話を友人から聞いた。

 その友人がネットサーフィンをしていると、
たまたまあるデリヘル店のサイトにたどり着いた、
らしい。

 そこからその彼の健全な好奇心は膨らみ、
風俗ネットサーフィンに没頭し、
夢中になってクリックを繰り返し……、

 しかも、ネット履歴を彼女にいつの間にかチェックされ、

風俗に行く人となんか付き合えない!

と、ガン泣きされた

そうなのだ。

 スキあらばケータイやパソコンの履歴を盗み見する人たちのモラル
とやかく言うつもりはない。

 好意的な解釈をするならば、愛情の深さである。

 でも、ここだけは言い訳させていただきたい!

 男とは元来、風俗サイトをサーフィンするのが大好きな生き物なのだ!!

 ざっくばらんな統計に過ぎないが、
風俗ネットサーフィンの末、
実際、風俗に足を運ぶ男は1割にも満たないと思う。

ぼったくり・病気・経済的負担・写サギ・知り合いに見られたら恥ずかしい……

 風俗に行くという行為は
まっとうな男からすると
けっこう勇気のいる決断なのだ。

 ならば、なんでわざわざムダな時間を?

 単純に行った気分に浸るのが楽しいのである。

 モザイクで微妙に(美人っぽく)メイキングされた顔に、
おそらく大幅な修正申告がなされているであろうスリーサイズ、
抜かれる側に都合の良い性格に性癖……

 AVやエロ本と比べ、妄想の幅にかなり
……ではなく少々の振り幅があるのがポイントで、
そこが男心をくすぐるのだ。

 だから、私の友人の彼女サン、

そんな彼を許してやってほしい。

 たぶん、読んじゃいないでしょうけど。

 その代わりと言っちゃなんだが、
そんな彼の淡い想いの、一部だけを打ち砕いて差し上げよう。

 風俗嬢のプロフィール上にある、以下に挙げる回答は、
風俗嬢として自らを守るための防衛手段であるケースが多い、
と聞いたことがある。

●好きな男性のタイプは優しい人→無茶なプレイを無理に要求しないでほしい
●ドM→男がずっと責めてくれるから、なにもしなくていいので楽チン
●痴女→男に責めさせず、イニシアチブを握れるので肉体的に安全
●性感帯は背中、太もも→乳首や女性器といったデリケートな部分への責めを回避できる
●全身性感帯→やはりデリケートな部分への集中攻撃を分散できる
●くすぐったがりや→耳や首筋という、男に責められたらベタベタになって気持ち悪いパーツへの責めを回避できる
●話してて楽しい人→プレイ時間の短縮を期待できる
●フェラ好き→本番強要を促せる
●電マ好き→オプション料金のゲット。および、膣内攻めの回避
●好きな男のタイプは清潔な人→チンポくらい洗ってこいや!

まさに

男女のせめぎ合い

といったところだ。

PROFILE

山田ゴメス
山田ゴメス
1962年大阪府生まれ。マルチライター。エロからファッション、音楽&美術評論まで幅広く精通。西紋啓詞名義でイラストレーターとしても活躍。著書に『「若い人と話が合わない」と思ったら読む本』(日本実業出版社)など
『「若い人と話が合わない」と思ったら読む本』(日本実業出版社)
『「若い人と話が合わない」と思ったら読む本』(日本実業出版社)
OL、学生、フリーター、キャバ嬢……1000人以上のナマの声からあぶり出された、オヤジらしく「モテる」話し方のマナーとコツを教えます

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