対角線の街

 私のフェバリットスポットだった
青カフェのあとにできるのが、
どうやらサンマルクカフェであるようだ。

 まあ、一応カフェであるからして、
恵比寿にありがちな、
小綺麗な内装で値段がそこそこ高くて味もそこそこ、
といった合コン御用達系居酒屋
だとか
2年に一度しか足を運ばないケータイショップ
よりは幾分ベターだが、正直、

ちょっとガッカリ

である。

 なぜなら、このサンマルクカフェ、
駒沢通りをはさんだ対角線上の場所に、もうあるんですもの!

 西口、東口に分かれてつくるならまだしも、同じ西口!

歩いて196歩!!

 TPOやそのときの気分によって、
いろんな近場のお仕事スポットを渡り歩く派の私としては、
せめて、なぜか恵比寿に一軒もないマックあたりができれば

と期待していたのだが、

なんでまたサンマルク?

 そう考えてみれば、

恵比寿というのは不思議な街である。

 サンマルクカフェだけじゃなく、

私が知る限りでは、

冨士そば4軒フレッシュネスバーガー4軒ドトール2軒……

同じような距離感で、包囲網的に乱立しているのだ。

 これって、私たち素人には解らない地政学的見地だとか、
ファストフードの出店マニュアルとかがあるんだろうか? 

 同業他社に客を取られるくらいなら、自分のとこで食い合うほうがマシ!

みたいな?

 それとも、

単なる勢い?

 誰か、教えてください!

もうすぐ開店。たしかココのコーヒーはブラックで注文すると190円。やはり対角線上すぐにある私のデイリータイムスポット・ドトールは200円。ピンチである!

2011.08.13 |  2件のコメント

PROFILE

山田ゴメス
山田ゴメス
1962年大阪府生まれ。マルチライター。エロからファッション、音楽&美術評論まで幅広く精通。西紋啓詞名義でイラストレーターとしても活躍。著書に『「若い人と話が合わない」と思ったら読む本』(日本実業出版社)など
『「若い人と話が合わない」と思ったら読む本』(日本実業出版社)
『「若い人と話が合わない」と思ったら読む本』(日本実業出版社)
OL、学生、フリーター、キャバ嬢……1000人以上のナマの声からあぶり出された、オヤジらしく「モテる」話し方のマナーとコツを教えます

“対角線の街” への2件のフィードバック

  1. まる より:

    どこぞの拾い読みで申し訳ないのですが
    恵比寿は、おしゃれタウンというよりも
    ビジネス街ととられている節があるようでして
    先の震災の喫茶店への影響があったらしいですよ。

  2. gomesu より:

    なんか、怪しい企業しかないイメージですけどね? 間違ってます?(ゴ)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。