山田ゴメスの俺の恋を笑うな
瓦礫っていわれても…?
流行語大賞の季節がやってきた。
私はこの時期の、つまり
流行語大賞ノミネート
の段階で挙がってきた60ほどの言葉を流し見するのが、
意外と嫌いじゃない。
精選されて凡庸に仕上がったモノではなく、
今さら?
みたいな明らかに時代感覚のズレまくる懐言や、
字面にすると素っ頓狂で思わず失笑してしまう珍言が
少なからず混じっているからだ。
今年も、
「おねえキャラ」「推しメン」「どや顔」「ぽぽぽぽーん」「君、きゃわゆいネェ」……
といった豪華なラインナップが私の目を和ませてくれたわけだが、
ちょっと待ってほしい!
「瓦礫(がれき)」
ってえのは、どうなのよ?
震災ネタが多くなるのは当然だろう。
そこに関してまったく異論はない。
でも、「復興」だとか「節電」だとか「脱原発」だとかとは、
なんかニュアンスが違わなくないか?
キャッチフレーズ感が微塵も感じられない
状況説明のため頻繁にメディアで使われただけの
単なる名詞、単語ではないか?
私的には、
「軍団炊きだし」
のほうが、断然イカしていると感じるのだが……?
2011.11.14 |
4件のコメント
この記事、そのまま漫才のネタになりそうです!
瓦礫て、瓦礫て何やねん。
いつ流行ってん、瓦礫って言葉。
流行ったんは圧倒的に、軍団炊きだしやろー!
みたいな(‘∀‘ )
それっぽい理由はついてましたけどね。忘れちゃいました。つまり、忘れるくらい説得力がなかったってことです。(ゴ)
説得力は無いけど、無意味に破壊力がある言葉の響きですよね。
瓦礫。
で終わられたら、それ以上でもそれ以下でもない、乾いた笑いがこみ上げます。
でも、人がその下に埋もれてたんだった!
と、気付いてハッとする、みたいな。
それが今を生きてる人間の逞しさなんだ、なんて図々しい事は言いません。
不謹慎で小心者なんです。
あまりの精選しなさすぎがヘンなだけで、「瓦礫」自体に恨み辛みはないんですけどね……。(ゴ)