「今は“SNSがギャルの渋谷”なんです」激変する自撮り文化
メジャーなヒット予測には取り上げられず、一般的には知られていない……けれども、’16年、スゴいイノベーションを起こすかもしれない、そんな明るい話題や技術を探ってみた
日本の流行の発信源&最先端であるギャル文化。その’16年の予測を「grp by CROOZ」編集長の安部舞紗氏に伺った。
「’15年のギャル流行語大賞1位だった『パリピ(パーティピープル)』の現象はまだ続きそう。泡まみれで走る『バブルラン』、カラーパウダーを浴びて走る『カラーラン』などに参加し、写真をインスタグラムにアップする姿は’16年も見られるはず。ただ、感度の高い人たちは、オシャレでゴージャスなキャンプを楽しむ『グランピング』に移行する動きが加速しそう」
またギャル文化の代名詞だった“自撮り”も激変が訪れている。
「顔を真正面から写す自撮りは失速気味。後ろ姿や、景色をメインにしたりする“フランクセルフィー”がより人気になるでしょう」
なおオッサンたちにとっては自撮り=写真だが、ギャルの間では動画がすでに主流になりつつある。
「双子のように動きを合わせたり、コンビ技を披露したりする『双子ダンス』は、10秒動画コミュニティ『ミックスチャンネル』ですでに流行しています。洋楽に合わせて口パクで歌う動画も流行の兆しがあり、顔周辺を半周ずつ撮影した動画を合わせて作る『ドーナツ・セルフィー』もトライする人が増えそう。かつてギャル文化の中心は渋谷でしたが、今は“SNSがギャルの渋谷”なんです」
【grp by CROOZ】
若い女性向けのエンタメ情報サイト(grpは「ガールズ・リサーチ・プレス」の略)。毎年『ギャル流行語大賞』の発表も行っている
photo by Chris Phutully via flickr
― 2016年 ニッチ業界の[意外なヒット]を予測する! ―
ギャルの間でゴージャスなキャンプが流行する!?

【関連キーワードから記事を探す】
若くてカワイイ女子が夢中になる「“イケメン”アニメ」の応援上映に潜入してみた
スリルと色気と興奮と…急増する“サバゲー女子会”に潜入してみた
土建業で働く女性“ドボジョ”の悩み「ベテラン男性作業員の嫉妬がひどいんです」
相撲好き女子「スー女」が語る大相撲の魅力とは?
嬉塩、おなすい…いくつわかる? ギャル流行語ベスト10 【2016上半期】
ありもしない「女性有名人の水着投稿」がインスタに次々とアップされる非道。“本物だと信じこむユーザーも数多く存在
インスタ副業で脱サラに成功した人も!大人が副業を学べる「バズカレッジ」の全貌に迫る
「夏にダサくなってしまう男のNGファッション」に共通する5つの特徴
「ほとんど飲み物な牛丼」って…食通デブが作る究極のがっつりメシ8選
峰竜太、私服姿のインスタが突然のバズ…SNSでおしゃれ認定された男性芸能人
「スーツ姿の男性がとろけるミルクティーを飲んでると、そのギャップに萌えます」【キラキラ女子座談会】
エビアンはおしゃれ!、ペットボトルで筆箱を自作…20年前と変わらぬ女子高生カルチャーの不思議
「パパ活」の認知度は? 正しく答えられたのは18.9%【イマドキ女子のトレンド調査】
今さらだけど「おフェロ顔」の意味、わかります? イマドキ女子のトレンドを30~50代男性に聞いてみた
嬉塩、おなすい…いくつわかる? ギャル流行語ベスト10 【2016上半期】
「日本にはあと5人しかいない」“東北唯一のギャル男”が話題。月の維持費は5万円「夜行バスで東京に行ってます」
「eggポーズは俺が考えた」元ギャル雑誌カメラマンが振り返る渋谷系カルチャー誕生秘話【電マライター・村橋ゴローの東京ぶらりんこ旅 第7回】
変わりゆく渋谷、伝説の“メンエグ”モデルたちの現在
なぜ若い女子たちはお金を使わなくなったのか?
エビアンはおしゃれ!、ペットボトルで筆箱を自作…20年前と変わらぬ女子高生カルチャーの不思議
老舗スーパーが参入し“グランピング”業界の牽引役に。カギは「サウナ」と「ペットツーリズム」
豪華なキャンプ、冷暖房完備で快適に楽しむ「グランピング」の魅力
「今は“SNSがギャルの渋谷”なんです」激変する自撮り文化
渋谷界隈に生息する“色黒ヒゲ男”たち。オシャレする目的は「女」でいい
30代で“パリピデビュー”のはずが…船上BBQで最悪なあだ名をつけられた男
うつでニートになったEラン大学卒の男が社会復帰できたワケ
パリピだらけのナイトプールに中年男が“ぼっち”で行ったら…
パリピのルーツは早稲田・慶應の学生!? 昭和・平成のパーティ文化を振り返る