“疲れやすい人”の食事の特徴…糖質制限、朝食を抜く、早食いetc.
疲れやすい人の食事の特徴は、疲労感をもたらしてしまう。ついやっているような思い当たることはないだろうか?
「食事というのはきちんと体内バランスを保つために重要な行動と言っても過言ではないので、朝食抜きもオススメしません。内臓にある体内時計をリセットするためには朝食を食べることが必要です。さらに朝、昼、晩と決まった時間に食べることも大事。毎日バラバラになってしまうと体内リズムが崩れ、自律神経に影響をもたらし疲労の原因になります」
朝食抜きや一日1食を提唱する識者もいるが、実はエビデンスがなく、栄養面でも疲労回復面でもやはり一日3食がベストだという。
疲れない脳をつくる生活習慣』(プレジデント社)
【森 由香子氏】
管理栄養士。日本抗加齢医学会指導士。食事からアンチエイジングを提唱。著書に『疲れやすい人の食事は何が足りないのか』(青春新書)
― 疲労を超回復させる秘術 ―
「また、夜によく眠るためには朝食は重要。朝にタンパク質(肉、魚、卵など)を摂ると、日中、セロトニンがつくられ、夜にメラトニン睡眠を司るホルモン)に変わることで、寝つきが良くなるんです」
脳のためにも睡眠のためにも、まずは当たり前の食生活を送るべきなのだ。さもないと……。
「疲れというのも病気の予兆の重要なサインですから、それを放置しておくと、40代後半を迎えたあたりに生活習慣病としてドッと出てくることもあるので気をつけましょう」
食生活を甘く見るなかれ。
<疲れやすい人の食事の特徴>
・糖質制限をしている→体の倦怠感を招く
・毎日食事がワンパターン→栄養不足
・朝食を抜く→体内時計が狂う
・炭水化物の摂りすぎ→疲労解消物資が不足
・早食い→脳のエネルギー不足
・空腹時に甘いものを食べる→脳ストレス上昇
・空腹時間が長い→疲労感がたまる
・塩分の摂りすぎ→血圧上昇による疲労
【石川善樹氏】
予防医学研究者・医学博士ビジネスパーソン向けにヘルスケアの講演・執筆活動を行う。著書に『1
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