なぜ「食えないAV女優」はデリヘルじゃなくソープに流れるのか?
―[山田ゴメス]―
昨年末と、少々古い話ではあるのだけれど、男の歓楽街・東京の吉原で、「AV女優が在籍する店」として人気だったソープランドが売春防止法違反罪で摘発され、それに伴い、店に女優を斡旋していた芸能プロダクション3社の幹部もまた逮捕された。客と売春させると知りながら、女優3人を紹介したとのことで職業安定法違反(有害業務紹介)の疑いを持たれているらしい。当事件のキモとなったAVからソープへの転身について、業界関係者は「食えないAV女優の受け皿になっていた」と本音を明かしているという。
僕、ゴメス記者からすれば正直なところ「昔からありがちな定番のケース」で、現状、AVとソープを掛け持ちする子は片手で数えきれないほど実在した。今でも数人は知っている。
ここで一つのある素朴な疑問が浮かび上がる。なぜ「食えないAV女優」たちの多くは、もはや斜陽であるソープランドへと、あえて流れていくのか? 薄利多売とは言え、客数は圧倒的に稼ぎやすいデリヘルやらイメクラやらの“ライト系”ではないのか? 今回は、ゴメス記者の知人である某現役AV&ソープ嬢のK美さん(27)から、そこらへんの事情を聞き出してみた!
――ぶっちゃけ、AVだけじゃあ食えないわけ?
K美:もう(AV)デビューして3年以上経ちますからねぇ……。最初の半年くらいは一応“単体”扱いだったので、それなりのギャラももらえてたんだけど、今は“企画系”の仕事ばっかなんで、キツイ現場に回されるわりには1本10数万円なんてことも……最近は一日仕事で10万を割ることだって、珍しくはないです。
――それでも、月5本も出演すれば50万円くらいはいくんだよね!?
K美:月5本も入ってこないから(笑)! そりゃあ、ハードなSMだとかレズだとかスカトロだとか、仕事を選ばなきゃどうにかなるかもしれませんよ。でも、そこまでしんどい思いして、たった10万程度じゃあ割に合わないじゃないですか。しかもAVはネットに残るし……そうなると、「どうせ同じことヤルんだったらソープのほうがいいや…」ってことになっちゃう。
大阪府生まれ。年齢非公開。関西大学経済学部卒業後、大手画材屋勤務を経てフリーランスに。エロからファッション・学年誌・音楽&美術評論・人工衛星・AI、さらには漫画原作…まで、記名・無記名、紙・ネットを問わず、偏った幅広さを持ち味としながら、草野球をこよなく愛し、年間80試合以上に出場するライター兼コラムニスト&イラストレーターであり、「ネットニュースパトローラー(NNP)」の肩書きも併せ持つ。『「モテ」と「非モテ」の脳科学~おじさんの恋はなぜ報われないのか~』(ワニブックスPLUS新書)ほか、著書は覆面のものを含めると50冊を超える。保有資格は「HSP(ハイリー・センシテブ・パーソンズ)カウンセラー」「温泉マイスター」「合コンマスター」など
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