風俗店とラブホだらけでも五反田はこんなに住みやすい【電マライター村橋ゴローの東京ぶらりんこ旅 第4回】
仕事関係の人間から、よく「ゴローさんは、どこにお住まいですか?」と聞かれ、「五反田です」と答えると、特にそいつが若い男性だと「イイ街じゃないっすか、特に夜は」と、漏れなくニンマリとしながら返してくるのである。
そんなワケで、今回は地元・五反田が実際どんな街なのかぶらりんこ。
まあ皆様のご想像通り、五反田というのはアレな街です。真っ昼間だろうが夜だろうがサングラスをかけて、ホテルからホテルへと渡り歩いてる女性はアレですし、ムチで叩く系の女性は縄だロウソクだと荷物が多いので、やたらキャリーバッグをゴロゴロさせており、アレなのはひと目でわかります。
アレアレ言ってるオレは、五反田に住んで12年。特殊な街に住んでいるという自覚はあっても、これだけ長くいると感覚が麻痺してきます。
例えば、さっきチビを保育園に送ってきたのですが、そのルートを写真でご紹介すると、
⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1295861
ラブホ街を駆け抜け、
ピンサロを横目にやり、保育園に。
さらに言えば、このような案内所は4つも通過しています。案内所は腐るほどあるので、感覚としては、もはやコンビニです。色は違えどファミマです。
しかし改めて見ると、異常です。どうかしてます。子どもを送るルートとは思えません。こんな環境にある街ですから次第に感覚が馬鹿になり、どんな看板でもアレ系に見えてきます。
なんてことない、この『東五反田クリニック』。しかし、その前に魔法の3文字を加えると、凄くしっくり来るというか。その3文字とは……。
M性感・東五反田クリニック
ね? すげーしっくり来るでしょ? もうアレな店にしか見えません。
こんなふうにアレが溢れている街ですから、もう人々の生活にも根付いています。その証拠がこれ。
街角に置いてある近隣住民の地図ですが、『プチ熟女パブ 新世界』がこんなにも堂々と、しかもでかく表示されているのです。この地図はガードレール脇に設置されているため、フツーに子どもたちも見ています。そんな狂った五反田という街こそ、まさに“新世界”!
また、共存するにも程があるだろ、という一枚がこれ。
『シティクリニック』という真っ当なお医者様の自動ドアのすぐ横に、『new-club ミラン』の怪しすぎるピンクの看板が。共存しすぎぃ!
そんな『空前絶後のぉ~超絶怒涛のセクシータウン! セクシーに愛され、セクシーに愛された』の街、五反田!
電マライター・村橋ゴローの東京ぶらりんこ旅【第4回】五反田「“アレ”と暮らして12年」
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