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チェーン店ではジョナサンが最強!? 「糖質オフメニューTOP5」を管理栄養士が採点

―[T1グランプリ]―
外食チェーン店の低糖質メニューを実食し、低糖質度、味、満足度、コスパ、栄養バランスの5つの視点で採点し真の王者を決定した。果たして、本当にうまい低糖質フードはどれだ!?

外食チェーン店の糖質ゼロ麺編

ジョナサン

ジョナサンHPより

 外食チェーンでも糖質オフメニューが続々登場している。主に麺類を糖質オフ麺に替えたメニューをウリにするチェーン店が多いが、その中でも断トツにうまいのがジョナサンの「糖質ゼロのカレー麺」や「酸辣湯麺」だ。糖質オフ麺というとこんにゃくくささが気になることが多いが、カレーのこってりした味付けととろみでカバーされている。酸辣湯麺も酸味と辛さが絶妙にマッチして、こんにゃく麺の味気なさを感じさせない。小麦麺と比べて300kcal近くカットされているのも驚きだ。 「特に酸辣湯麺は卵やエビからタンパク質も取れるので優秀。ただ、カレーは脂質、酸辣湯麺は塩分量が多いので、スープは完飲しないようにしましょう。サイドメニューで野菜を補うことも忘れずに」(管理栄養士の三城円氏)  「ロカボ牛ビビン麺」(すき家)や「特製本格辛口チゲ」(ガスト)も、コチュジャンやチゲの辛みで満足感はあるが、意外と野菜は少ないので、バランスには気をつけたほうがよさそうだ。 「辛口チゲは豆腐や卵でタンパク質が取れること、トウガラシの成分で代謝を促進させることができる点はよいと思います」(同)  プラス50円で糖質50%オフのバンズを選べるフレッシュネスバーガーについても「低糖質のパンを選べる店は少ないので貴重。ベジタブルスープなどで野菜の量を調整すれば栄養バランスもよくなります」(同)との評価だが、味的にはパンのパサつきが気になったので5位となった。 <主食編> 1位 糖質ゼロのカレー麺(ジョナサン)849円 低糖質度★★★☆☆ 味★★★★★ 満足度★★★★★ コスパ★★★☆☆ 栄養★★☆☆☆ 18点 2位 糖質ゼロの酸辣湯麺(ジョナサン)849円 低糖質度★★★☆☆ 味★★★★☆ 満足度★★★★☆ コスパ★★★☆☆ 栄養★★★★☆ 18点 3位 ロカボ牛ビビン麺(すき家)590円 低糖質度★★★☆☆ 味★★★★☆ 満足度★★★★☆ コスパ★★★☆☆ 栄養★★★☆☆ 17点 4位 特製本格辛口チゲ糖質ゼロ麺(ガスト)699円 低糖質度★★★☆☆ 味★★★☆☆ 満足度★★★☆☆ コスパ★★★☆☆ 栄養★★★★☆ 16点 5位 糖質オフバンズ(フレッシュネスバーガー)+50円 低糖質度★★★★☆ 味★★☆☆☆ 満足度★★☆☆☆ コスパ★★☆☆☆ 栄養★★★★☆ 14点 【三城 円氏】 管理栄養士。“食べるダイエットで食の自立”を基本とし、ダイエット、摂食障害、アスリートなど、それぞれの目的に沿った食事コンサルティングを行うパーソナル管理栄養士として活躍 ― T1グランプリ ―
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