ウインドサーフィン・新嶋莉奈 17歳「オリンピックを目指すのは“洗脳”に近いのかも(笑)」
戦略と風が理解できると面白い
遠いと感じていたオリンピック出場の道も、おぼろげながら見えてきた。先日、イタリアで行われたジュニアの世界大会では、最終的に決勝のメダルレースで敗れてしまったものの、予選段階では10レースして6位。ユースの大会でトップ3に入ることができれば、シニアでも10位以内に入れると言われており、世界で戦える自信がついた。また、166cmという身長も日本人女子選手としては大柄な部類に入り、体型としては極めて恵まれていると指摘される。
「海に出ていないときも、イメトレみたいな感じでウインドサーフィンのことを考えちゃうんですよ。他の人が全員、自分の後ろにいるっていう絵をイメージするんです。いつもやっちゃうのが、信号待ちからのスタートダッシュ。青になった瞬間にポーンと飛び出して、後ろに人がいるっていうのが快感で(笑)。ウインドサーフィンは、ずっと続けていきたいですね。たぶん子供ができるまでは続けるんじゃないかな。東京オリンピックのときは20歳だから、たぶん2024年のオリンピックも目指すことになると思う。その前に22歳で大学卒業したら、アスリートに理解ある企業に入って続けたいです」
【にいじま・りな】
1999年11月13日、神奈川県鎌倉市出身。現在高校3年生。セブンシーズ・鎌倉ジュニアユースウインドサーフィンクラブ所属。幼少の頃から海に親しみ、小1で現在のクラブに入部。全日本ジュニア選手権では小4から優勝5連覇を成し遂げる。中学入学とともにコースレースに転向。中2のとき、ポーランドで開催されたテクノ293ワールドカップのU15クラスで10位。翌年1月にはシンガポールで開催されたアジア選手権で4位入賞し、ユースオリンピックの日本代表枠を獲得する。最年少で出場した第2回ユースオリンピックは7位。2015年に江ノ島で行われたアジア選手権U17クラスで優勝を果たす。高校入学後はRSX級(オリンピック艇)に転向。JSAF次世代強化メンバー、JWAターゲット選手として東京オリンピック出場にむけ日々練習を重ねている。
取材・文/小野田 衛 企画・撮影/丸山剛史
―[もぎたて!女子アスリート最前線]―
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