ヤマギワ電気はひとまず置いといて、キャバクラ嬢の辞めぎわは月収低下で不安だらけな場合が多いです。 　ですから、たまにキャバクラに行ったら、週1～2回程度通うあまりやる気のないコとラインで繋がっておけばいいのです。あとは3か月に1回ぐらい、忘れられそうなタイミングで顔を出す。そして、また新しくやる気のないコを見つけてラインで繋がっておく。やる気ないコレクションが10人ぐらいになれば、誰からか「今月で店を辞めるんだけど、どうしよう～」とメールが来ることがあります。 　そこで、すかさず「ひとまず個人キャバクラをやろうよ。どうせ店を辞めるなら、店の飲み代分をあげるから外で飲もう」と言えば、8割方ついてきます。だって、キャバ嬢はお客さんが店に来ても、指名代の3000円ぐらいしか手当てはもらえません。 　それが個人キャバクラで2万円ゲットなら「かっぱぎ」ですよ。いいアイディアだと喜ぶはずです。 　この会合は食事だけですから、援助交際ではありません。店外でのキャバクラ、俗に言う「裏っぴき」というやつです。けど、一旦安易な行動で現金を握りしめた女性は、また同じ行為を繰り返してしまうんですね。 　あとは推して知るべし。女性主導マーケットですから、女性の方からいろいろ誘ってくるでしょう。 　やる気のないキャバ嬢が店で働くのはせいぜい2～3年と短い在籍期間です。けど、元キャバ嬢としては10年ぐらいは独身で生活します。その間、ゆるりと攻略できます。しかも狙う相手はホステスじゃなく、OLや派遣社員、アルバイト嬢ですから。ちょっとの出費で、多大な果実をもたらすというものですね。 ■木村和久（きむらかずひさ）■ トレンドを読み解くコラムニストとして数々のベストセラーを上梓。ゴルフやキャバクラにも通じる、大人の遊び人。現在は日本株を中心としたデイトレードにも挑戦
トレンドを読み解くコラムニストとして数々のベストセラーを上梓。ゴルフやキャバクラにも通じる、大人の遊び人。現在は日本株を中心としたデイトレードにも挑戦。著書に『50歳からのかろやか人生』