座間9遺体事件にみるネットスカウトマンの手口 “病みアカウント”は狙われやすい!?
神奈川・座間で起きた男女9名の殺害事件。元スカウトだった白石容疑者が、ツイッターで「自殺志願」の書き込みをしていた若い女性らを言葉巧みに誘い出していたことが、捜査関係者への取材によって明らかになっている。一部報道によれば、容疑者は複数のツイッターアカウントを用いてスカウトを行っていたという。11月21日号のFLASHにおいては彼を知るスカウトマンの証言として、
ネットナンパ師を自称する神永氏(仮名)は、週に少なくとも3人以上、ネット上で知り合った女性と会い、そのほとんどと肉体関係まで結んでいる。目的については「ただただ性行為がしたいため」と話す神永氏は、ネットナンパで失敗するパターンはほとんどない、と言い切る。
「好みの女性のツイッターアカウントを見つけると、アカウント名やツイートの内容を徹底的にチェックし、フェイスブックやミクシィなど、実名が出ていそうなアカウントを探し当てます。そこに出ている情報、たとえば出身地や居住地、学歴や仕事、他に日常的な書き込みを見ていけば、女のコの好みや趣味、好きな男性のタイプだってわかりますよね。その子が好きそうな経歴の男になりすましてアカウントを作り、ツイッターで何気なく接触する。顔だけはどうにもなりませんが、これでコンタクトできる確率はグッと上がります」
神永氏は、狙いを定めた女性が好む男性になりすまして近づくのだというが、他にも、女性のブログやインスタグラムなどをチェックし、普段はどのような場所で遊んでいるかなど、事細かに把握していく。特にブログは、重要な情報などが山ほど書き込まれているというが、その重要な情報とは、ズバリ“悩み”である。
「彼氏がどうした、旦那がどうした、家庭がこんな状況だ……なんて書いてる子は、間違いなく接触できます。その女性が好みそうな趣味嗜好で、かつそのような悩みに乗ってあげられる男性が近寄ってくるんですから、女性の警戒心も低くなる。一度ネット上で接触をしてしまえば、会うまでそれほど時間を要しません」
「SNSで女のコを募集しており、成績はよかった」とされている。とはいえ、そんなにうまくいくのであろうか。現役スカウトマンの赤木氏(仮名)は「ネットスカウトのノウハウ」によって、容疑者が犯行に及んでいたのではないかと推測する。 「悩みの相談に乗り、その後実際に会う。ネットを使ったナンパの手法ですが、白石は同じ手法で女性をスカウトし、性風俗店で働かせていたのでしょう」 白石容疑者は、ツイッター上に「高収入」などといった名前で、複数のアカウントを開設し、風俗嬢や水商売とみられる女性にかたっぱしからダイレクトメールやツイートを送り、反応があったユーザーらとやりとりしていたという。また「カネがない」「至急カネが必要」などとつぶやいているアカウントにも接触し、時には悩みの相談にまで乗っていたという。 「一部のスカウトたちも、白石と同じような方法で今もやっていますよ。お互いの顔がわからない分、街中でのスカウト以上に難しい面もありますが、逆に我々スカウト……いや、ナンパ目的の男たちにとってはやりやすい部分もある。街中でナンパやスカウトをする際に、相手のことって顔以外はわからないじゃないですか。それがネットだとわかっちゃうから、有利に物事が進むこともある」

“病みアカウント”は狙われる? ネットスカウトの手口
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