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ウイスキーのロックアイスが丸い理由

― 30代が知らないと恥ずかしい! 今さら聞けないお酒のキホン第56回 ―  バーで蒸留酒のオン・ザ・ロックを頼むと、氷入りで出てきます。ロックグラスに氷を入れ、その上から注ぐスタイルのことです。日本では「ロック」だけでも通じます。  前提としては、客として作ってもらったウイスキーのロックをどう飲んでも構いません。薄めて飲んでも時間稼ぎに使っても自由です。ただし、一般常識は覚えておくことをオススメします。格好付けたい時に、よかれと思って非常識な姿をさらす失態を回避できます。

ウイスキーを丸い氷で冷やす理由は?

 そもそもロックで飲む理由は「冷やす」ことです。温度が下がると、アルコールの口当たりがまろやかになり、味や香りも控えめになります。当たり前だと思われるでしょうか? 「薄める」ことは重視していない点に注意してください。  こだわりのバーでは、ロックで提供する際に、丸氷を使うことがあります。まさに大人の飲み方のようで格好いいですが、見た目を考えて丸くしているわけではありません。氷の量に対して表面積を最小化させるためです。簡単に溶けないようにするのが目的です。

丸氷を使ってロックで飲むウイスキーはまた格別です

 そのため、丸氷のロックグラスに口をつける前に、カランと回すくらいはいいのですが、ぐりぐりと氷を回し続けたり、両手で温めたり、放置して氷を融かそうとするのはまったくもって意味のない行為なので注意してください。どちらかと言うと、シングルショットなのであれば、丸氷が融けて形が変わる前に飲みきる方がよいでしょう。  もし、アルコールがきついのであれば、トゥワイスアップを頼みましょう。お酒と同量の水を追加した濃いめの水割りになり、ウイスキーの華やかな香りなどを楽しめます。これは、本格的にウイスキーをテイスティングする際に、利用する方法でもあります。トゥワイスアップを頼んだからと言って、お酒に弱いとは思われないので安心してください。

冷やしたいけど薄めたくない時はどうする?

 本来であれば、常温で飲んで香りや味を満喫したいところですが、銘柄やシチュエーションによっては冷やして飲みたいこともあるでしょう。そんな時にオススメなのが、ハーフロックです。水やソーダでトゥワイスアップにして、さらに氷を入れるスタイルです。とても濃い水割りやハイボールといってもよいでしょう。

アルコール度数を下げるならトゥワイスアップやハーフロックで注文するとよいでしょう

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