ウイスキーの語源は「命の水」、テキーラの語源は? お酒のトリビア
海外でも、醸造酒から蒸留酒までいろいろなお酒の雑学は読み物として楽しまれています。今回は、そんなお酒のトリビアをまとめてご紹介します。
ウイスキーの語源はゲール語で「命の水」という「Uisge-beatha(ウシュクベーハー)」です。ウスケボー⇒ウイスカ⇒ウイスキーと変化しました。スペルは「Whisky」と「Whiskey」の2種類があり、どちらも正解。スコットランドでは「Whisky」、アメリカやアイルランドでは「Whiskey」となります。日本はスコットランドからウイスキー作りを学んだので、「Whisky」です。とは言え厳格な決まりはなく、例えば、バーボンの「アーリータイムズ」のラベルには「Whisky」と書かれています。
「Whiskey」はNATOフォネティックコードにも採用されています。軍が通信でアルファベットを伝える際、「アルファ(a)、ブラボー(b)、チャーリー(c)」と発音し、頭文字を間違えないようにするものです。この「w」がウイスキーです。
ブランデーの語源はオランダ語の「ブランデヴァイン」です。「焼いたワイン」という意味で、ワインを蒸留したということを表しています。ブランデーを注いだグラスを手のひらで温める所作は、昔の作法。質の悪いブランデーを香り立たせるものなので、現代の美味しいブランデーであれば不要です。
whisky? それともwhiskey? 正しいのは……
「焼いたワイン」という意味のお酒は?
お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる
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