派遣社員の42歳女性が10社を漂流した理由。「必死で働きすぎ」と陰口も…
―[年収100万円の絶望]―
ますます広がる日本社会の格差。その日暮らしを強いられる年収100万円程度の人たちは、過酷な環境下でどのように過ごしているのか。今回は年齢とともに過酷さが増す中高年の女性に注目。
総務省統計局の労働力調査(2018年)によると、女性の1451万人が非正規の職員・従業員として働いている。その中のひとり、仕事に真摯に取り組む彼女が、なぜ漂流したのか実態を探る。
中高年女性がおちいった派遣漂流
10社以上を経て、現在はテレフォンオペレーターの派遣。女性が多い職場だが、女の敵は女だったのだ。
「あんまり女性だけで群れるのが好きじゃないから、飲み会も断ったら露骨に無視されることも増えました。若いコに『あのババア必死で働きすぎ(笑)』と陰口を叩かれることも。ヤル気を出せば叩かれる。女性の社会進出って、何なんですかね……」
厚生労働省が発表した派遣労働者実態調査(2017年)では、通算派遣期間は3年を超えるのは18.2%、「1年を超え3年以下」が最も高く34.6%だった。
「仕事で苦労してきたので働けるだけでありがたい。人に迷惑をかけずにひっそりと死にたいですね」
と話す表情は物悲しげだ。政府が掲げるように、川田さんのような派遣で働く女性たちが輝ける日はいつ実現するのだろうか。
<取材・文/週刊SPA!編集部>
―[年収100万円の絶望]―
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『年収100万円で生きる-格差都市・東京の肉声-』 この問題を「自己責任論」で片づけてもいいのか――!?
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