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約25万円する最新Macbook Pro、一見高く感じるが実はお得な理由

あのIBMも2015年からオフィスのマシンをMacにしていた!

 ここまで半端じゃない性能だと、長い間使うことができる。1~2年後でも、まだハイエンド級と言っていいだろう。筆者は動画を扱わないので、5年くらいは軽く使えそうだ。その意味では、コストパフォーマンスはいいと言える。  こんなにコスパがいいなら、会社でも導入してほしいと思ったりもするが、上司や会社を説得する必要がある。そんなときは、2019年11月12日にJamf Nation User Conferenceで発表された調査結果を利用してはどうだろう。  IBMは2015年からオフィスで利用する端末にMacを導入し始め、現在は29万台のApple製品を利用しているが、そこから得られたデータが驚きなのだ。  デスクトップPCと比べると1台当たりのコストが節約でき、サポートコストも減少。従業員のパフォーマンスは22%高くなり、高い価格帯の販売取引も多くなる傾向にあるという。従業員の満足度は高くなり、退職率は17%減少。追加のソフトウェアを要求する社員の数は、PCが11%だが、Macは5%にとどまる。

Macbook Proがあれば、生産性が高くなる……かも!

 上記のデータを提示すれば、もしかしたら、上司が「そうか、だったら買ってやったほうが得か……」となるかもしれない。  もちろん、ビジネスだけでなく、プライベートでも長く快適な環境を得られることは間違いない。価格は冒頭で紹介したように、税込みなら27万円を超えるが、半額の端末を2年で買い換えることを考えればかえって安く済むかも知れない。そもそも、為替の影響で、15インチモデルより1~2万円安くなっているので、今はお買い得なのだ。  新しいMacbook Pro。新年に向けて、ボーナスの投入を検討してはいかがだろうか。
お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる
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