一方で、これから先を見すえて注意すべき点は？ 「やはり健康リスクなどで50代以降に『キャリアの空白』をつくってしまうことです。 　50歳以降はわずか数年のブランクでもキャリア形成への影響が大きい。前の職場を辞めた後に、『少し休んでから転職先を探そう』などとは思わないほうがいいでしょうね」 ・先に定年した先輩の動向をチェック ・人事制度の変更に敏感になっておく ・シニア求人を観測して傾向を探る 【シニアジョブ代表・中島康恵氏】 茨城県生まれ。大学在学中に同社の前身となるIT会社を設立。’15年から50歳以上のシニア専門の人材サービス事業を開始。無料で学生起業相談も受けている ＜取材・文／週刊SPA！編集部　イラスト／てんなま＞ ※2／2発売号の特集「［70歳まで働く］極意」より