ライフ

東大生が感動した「読みやすいのに、驚くほど教養が身につく本」ベスト3

 現役東大生の布施川天馬と申します。学生生活の傍ら、ライターとして受験に関する情報発信などをしています。 

受験勉強に使わない知識が実は役に立つ

東大 皆さんはお気づきになられましたか? この週末、やけに朝と夜の交通機関の混雑がひどかったのではないでしょうか。特に学生の数が多かったはずです。  1月15日、16日は「大学入学共通テスト」の実施日程。これは、いわゆる「共通一次」や「センター試験」の流れを汲んだ新形式のテストで、大学進学を目指す受験生の多くが受けています。   自分自身の受験生時代を振り返ると、当時は合格を勝ち取ることにとにかく必死でした。しかし、受験勉強に使わない知識こそ、思わぬところで役に立つものだということを、最近になってからようやくわかり始めました。いわゆる「教養」というものです。

大人になると勉強は楽しくなる

「教養」にまで興味が至らなかったのですが、今となってはこの「教養」をもっと身に着けることができれば、と思うことも少なくはありません。  当時から、周りの大人には「大人になると勉強が楽しくなる」とか「あとから勉強したいと思うときが来る」なんて言われていましたが、こういうことだったのかもしれません。  今回は、大人になった今だからこそ知りたい教養が身につく本を「国語」「数学」「英語」の各分野から3冊ご紹介します!
次のページ
議論に必要な「技術」
1
2
3
4
5
おすすめ記事