更新日:2016年11月30日 20:13
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キーボードは共有トイレのドア並に汚れてる!?

カビを放置した水回り、ホコリの積もった床、臭う万年床……「男の一人暮らしなんてこんなもの、部屋が汚いくらいで死にやしない」と思うなかれ。カビ毒には致死率50%、発ガン性などの危険なものがあるという。命あるうちにぜひ掃除を! ◆オフィスも危険! キーボードやマウスパッドは、共用トイレのドア内側と同じレベル キーボード 意外と侮れないのが、オフィスのカビやホコリ。オフィスは専門の掃除業者が入る場合も多く、あまり汚れているというイメージはない。だが、ライオンヘルスケアマイスターの山岸理恵子氏によると、こんな驚きの調査結果があるという。 「オフィスでも、頻繁に手を触れる場所には意外に汚れがたまっています。実際に私たちが調べたところ、オフィスでほぼ毎日使用するキーボードやマウスパッドには、なんと共用トイレの入り口ドア付近と同じくらいの汚れが付着していることがわかりました」  つまり、パソコンを操作しながらおやつを食べると、実はキーボードについた菌などの汚れをたくさん口に入れているということ。オフィスでもおやつタイムの前には石鹸で手を洗うのが必須なのだ。  また、バッグの持ち手や携帯電話の特に外側なども手が触れることが多いだけに、汚れがかなり付着しているというから要注意。  さらに、こんな盲点もある。 「自分が入社した8年前から使われているポットは、フタに茶色の水アカ、内側の底に白いカルシウムの塊のようなものが付着。自腹で洗浄剤を購入し洗ってみたが効果なし。みんな毎日このお湯でコーヒーやカップ麺を作っているけど、いつか集団食中毒にでもなるのでは……」(38歳・男・IT)  このように、意外に放置されがちなのがオフィスの共用物。せっかく自宅を清潔にしているのに、毎日会社で菌をつけて帰っているなんてことになりかねない。 ― [汚部屋]に潜む死に至る病【2】 ―
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