山田ゴメスの俺の恋を笑うな
みずきてぃ?
みずきてぃという名前のギャルモデルが、ちまたのギャルのあいだで人気だと聞く。
本名は、ネットで検索すれば西川瑞希と出てくる。しかし、たもちんやくみっきーみたいな
あだ名ではなく、一応正式な公称モデルネームであるそうだ。
いわば、鈴木一朗の本名を持つイチローみたいなものだろう。
み ず き て ぃ
「ぃ」までを駆使した間抜けなオール平仮名の字面は、インテリジェンスの欠片も感じ
させず、視覚的にも音感的にも見る者聴く者におのずと脱力感を、つけ加えるなら親近感を与える。
とても秀逸なネーミングではないか。
そしてもう一人、やはり公称モデルネームがてんちむという人気ギャルモデルも実在すると聞く。
みずきてぃとてんちむの、モデルとしての優劣や序列はよくわからないが(顔も覚えられない)、
ことモデルネームに関しては、みずきてぃのほうがダントツに間抜け度が高くて勝ち、
と私は考える。
て ん ち む
は、響きが突飛すぎ。調べてみると、日本人と中国人のハーフである彼女の、甜歌(てんか)という本名からアレンジされたネーミングであるらしい。
パターンとしてはみずきてぃと同じってことになるが、日本人っぽくないファーストネームを素材にしているだけに、みずきてぃと比べたら投げやり感に欠け、
結果的に頑張って考えすぎた芸名だとかペンネームみたいなことになって
しまっているのが残念だ。まあ、本人が悪いわけではないのだが、
まるで今イチ冴えないお笑い芸人のコンビ名みたいだと私には思えてしまうのである。
とは言え、この間抜けな平仮名字面あだ名系芸名、少なくとも
たとえばMEGUMIのように(今でこそ普通だが、MEGUMIという芸名も、出てきたばかりの頃はかなりの違和感があった。つまり斬新だった)、テレビのテロップや雑誌の見出しなどで我々の目に馴染むまでしばらくの間は、次々と便乗者が出てくるに違いない。
テレビ戦士の頃から「橋本甜歌」知っている人は、
「てんちむ」として再度復活してくれたことに喜んでいると思いますよ。
逆に、ゴメスさんともあろう方が
「中学生失格」byてんちむ
を読んでいないとマズイですよ!
今さら始まったことではありませんが、勉強不足で本当にすみません! 「KAGEROU」も、やっぱ読んでおいたほうがいいですかね?(ゴ)