山田ゴメスの俺の恋を笑うな
祝!100回記念!!
私の同業者から聞いた話である。
その某サンは、とあるファッション雑誌の校了日ということで、版元の出版社の一室で、
校了紙を長テーブルの上に広げ、黙々と作業を進めていた。
まだ午後一番という時間帯のせいか、人はまばらで、周囲はしんと静まり返っていたという。
しばらくすると、隣にある会議用の個室の扉が開く音が聞こえ、
中に二人の男女が入ってきた、そうだ。
声の様子からして女は40代、男は20代といったところで、
どうやら同じ版元である実話誌のベテラン女記者と新人男編集者が空いている会議室で、
雑談混じりに企画案を捻り出し合っている、おおよそそんなシチュエーションだったらしい。
男「なんか、いい企画ないっすかねぇ……?」
女「あったら、こっちが教えてほしいわよ! ストックなんかもう搾り出し切っちゃったんだからさ!!」
男「あのぉ……彼女にアナルを舐めてもらう方法、ってのはどうですか?」
女「イケるんじゃない!? アンタ、今日冴えてる!!」
男「ありがとうございます……」
女「で、アンタ。 キチンと舐めてもらってんの!?」
男「それが、全然ダメなんですよー。「舐めて」って言ったら、いつも彼女、怒っちゃって……」
女「シックスナインしてるとき、上になって、さりげなくお尻を彼女の顔に持って
いけばいいじゃない?」
男「彼女、シックスナイン嫌いなんですよねー」
女「ダメじゃん!」
男「どうやったら舐めてもらえるのかなあ……?」
と、まあここらあたりまでは、和やかな雰囲気で談笑が続いていたようだが、
ある機を境に、女ベテラン記者が突如激高する。
女「ところでアンタさぁ、この前の特集、パイズリが落ちてたじゃない? アレ、どーいうこと!?」
男「ああ、アレはですね……、女側も気持ちいいヤツじゃないとダメだろ、ってことで編集長が
省いちゃったんですよ……」
女「なに言ってるのよ! 私が若いころは、
西のパイズリ、東の駅弁
って言って、パイズリは絶対にハズせなかったんだからね!! パイズリハズすなんて
信じられない! 神経疑うわよ! 私は絶対認めませんからね!!」
その女ベテラン記者は、私と(おそらく)同じくらいの世代だが、そんな大格言、
初めて聞きました。そうなのか?
パイズリは西高東低!?
真偽のほどは定かじゃないけど、思わずどこかで使いたくなる素晴らしいキャッチコピー
である。だからここで使ってみた。双○社さん、ゴメンなさい!
最高ですっ!!
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