山田ゴメスの俺の恋を笑うな
男と女の埋め難き溝
こんなご時世にのんきな話であるが、ある女性編集者K子さんと打ち合わせ中、
ちょっとした小競り合いになってしまった。
K子さん(ラグジュアリー系女性ファッション誌をパラパラめくりながら「このワンピース、可愛くないですかー?」
ゴメス 「んん……そーかなあ……? ボクはこっちのほうがイケてると思うけど……」(と、K子さんが指す隣りに載っているワンピースを指さして)
K子さん「え〜、信じられなーい! なんでですか〜?」
ゴメス 「ん? 胸がガバって開いてるから……かな?」
K子さん「え〜、信じられなーい! 男って、そーいう観点でしか女の子の洋服見てないんですかぁー!?」
ゴメス 「んー……そうかもしんない……」
K子さん「え〜、信じられなーい! じゃあ、好きな女性タレントとか、言ってくださいよー!」
ゴメス 「う〜ん……そーいうの、あんまし思いつかないなあ……ボク、テレビとか観ないし……あえて言うなら……
エロいヒト……?」
K子さん「じゃあ、平子理沙とか、もしかしてダメ?」
ゴメス 「んー……ダメかも……」
K子さん「え〜、信じられなーい! なんで! なんで!? なんで!!」
ゴメス (執拗な「なんで」攻撃にムッとしながら)「だって、ほっぺた赤くて……
なんか垢抜けないイモねーちゃんってカンジじゃないですか!? おてもやん、みたいな……?」
K子さん「え〜、アレって今流行りのメイクなのに信じられなーい!
バービーちゃんみたいだと思いません?」
ゴメス 「ふぅ〜ん……ばーびーちゃんねぇ……」(と、興味なさそうにかつ挑発的に)
K子さん「なにソレ、信じられなーい! じゃあ、もしかしてりんかとかもダメなんだー!?」
ゴメス 「隣家?」
K子さん「梨花ですよ! 梨花!! モデルの梨花!!!」
ゴメス 「ああ、あのガイコツみたいなヒト? なんか口元がだらしないヨダレ面だよね?」
K子さん「マジ信じられなーい! フランス人形みたいじゃないですかー?」
ゴメス 「はあ〜? ふらんすにんぎょお!? ソレのほうが信じられないんですけどー」
K子さん「信じられなーい!」
ゴメス 「信じられないもクソも、少なくともボクはね、ヒラコだとかリンカだったら、
躊躇なく卑弥呼を選ぶね!」
K子さん「ヒミコって、なんですかぁ! 意味わかんないっ!!」
ちなみに卑弥呼とは、このときは10年ほど前に一世を風靡した、数いる浮かんでは消えていったAV女優のなかで、もっともナイスバディだと私が認めるAV女優のことを言ったつもりだが、別に邪馬台国の女王のことを思い浮かべていただいてもかまわない。
いずれにしても私のこの主張、日本全国成人男子の少なく見積もっても7割以上の心情を代弁していると自負しているのだが、ダメですか?
このご時世の中、久しぶりに笑かせていただきました。
ありがとやんした。
一部の女子の心情も代弁していただいてます!
ヒラコ・リンカって、女子側からすると、一種の踏み絵みたいなものなんですかねえ?(ゴ)