平淡に呼ぶほうの「クラブ」について

飲みに行くときは、だいたいクラブに行きます

みたいなコメントが、ある女性ファッション誌に載っていた。

そんな考え方がこの世にはあるのか!?

と、私はにわか愕然とする。

 だって、

うるさいから話できないじゃないですか。

酒も不味いじゃないですか。

ゆっくり座れないから腰に悪いじゃないですか。

ブラックライトで差し歯が緑色に光るじゃないですか。

妙にフレンドリーな連中が連れの女子を
無神経にナンパしてきたりもするじゃないですか。

 少なくともデートとはもっともかけ離れた概念を持つ空間ではないか。

 私なんかは、ココに行こうって、たとえばデートまでこぎつけた相手から提案された時点で、
もうアウトだと判定する。

 原稿にクラブと書くとき、

クラブ(踊るほうの)

と注釈を入れなければ通用しないような媒体ばかりで仕事をしているような人間である私としては、
どうもクラブというヤツがDNAレベルで馴染まないのである。

 そもそもクラブでかかっている音楽って、全然つまんないし……。
ヨハン・シュトラウスⅡ世美しき青きドナウあたりを最後までかけてくれるんだったら、
まだマシなんですけどね。

 あらためて聞きます。

クラブって、まだ流行ってんの?

 私はハッキリ言って嫌いです。

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原稿で、こっちのクラブと書き分けるのが面倒くさい。

PROFILE

山田ゴメス
山田ゴメス
1962年大阪府生まれ。マルチライター。エロからファッション、音楽&美術評論まで幅広く精通。西紋啓詞名義でイラストレーターとしても活躍。著書に『「若い人と話が合わない」と思ったら読む本』(日本実業出版社)など
『「若い人と話が合わない」と思ったら読む本』(日本実業出版社)
『「若い人と話が合わない」と思ったら読む本』(日本実業出版社)
OL、学生、フリーター、キャバ嬢……1000人以上のナマの声からあぶり出された、オヤジらしく「モテる」話し方のマナーとコツを教えます

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