山田ゴメスの俺の恋を笑うな
ITすげ!
仕事で横浜スタジアムに行ってきた。
最寄り駅である関内駅へ、
恵比寿駅から向かう
最短時間の乗り継ぎを
駅すぱあと
で調べてみたら、
恵比寿10:37
↓(JR湘南新宿ライン快速・平塚行)
横浜11:00
↓(11:04JR京浜東北・根岸線・大船行)
関内11:09
と、出た。
「え! 30分で行けちゃうんだ!!」
と、びっくりした。
駅すぱあとなどの
鉄道路線検索サイト
(正確な呼び名かどうかは怪しいが)
が、気軽に携帯電話で利用できるようになってから、
公私ともども、遅刻の回数が
劇的に減った。
これがもし、
10年前だったらどうだろう?
前日、恵比寿駅で利用したい電車の発車時刻をチェックしてメモって、横浜駅からの発車時刻は電話で問い合わせるなり、分厚い時刻表をパラパラめくって調べるなり……、
そもそも、こういう行き方が
あること自体知らないのだから、
結局は、調べる行為を早々と放棄し、
だいたい1時間強くらいの移動時間を見積もってから、
うろおぼえの乗り継ぎ方法を頭に描き、
もしかしたら50分で着くかもしれない……
などと、根拠のない希望的観測を立て直しては、
ギリギリまで家でだらだらしてたり、
乗る電車を間違えたりして、
約束の時間を大はばに過ぎてしまうのである。
なのに、今じゃあ
小さな小さな端末に
これだけ膨大で便利な情報が
詰まっていて、
しかも、ほんの数秒で、それが
きちんと整理されて提示されるのだ。
段ボール箱に入れたら
軽く5箱は越える
私の音楽CDも
あんな小さなiPodに
すべて収まっているのだから、
あらためて、
ITのすごさを痛感する。
あと5年もして、
スマートフォンの所持率が
9割くらいを越えたりすれば、
名刺交換も端末で済ましてしまうような
世の中になるのではないか。
「ワタクシ、こういう者です」
と液晶画面に写し出された
自分の名刺が
ピッと指でなぞるだけで、
相手の液晶画面に移動する。
すでに技術面では
全然可能なはずだと思う。
もしかしたら、
もう、そういうアプリは
実在するのかもしれない。
本棚の
けっこうなスペースを
割かねばならない
名刺ホルダーをちまちま整理する
煩わしさから解放されるわけである。
要は、私のような
頑固なアナログ人間が
既成の習慣への
こだわりを捨てるまでに、
どれだけの時間が
かかるのか?
だけが問題なのだ。
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