朝起きたらイチローに!?

 なにか一つ、
簡単にすぐできることを、
ちょこっと修正したら、
次の日から
どんなボールでも打てるようになり、
劇的に打率が上がった……

なんて光景をにまで見る。

 私の仕事でいうと、

たとえば
頭の引き出しの片隅で眠っていた

「要するに」

といった副詞が、
なんらかのきっかけで
意識の前面に出てきて、
その日から

原稿がスラスラ書けるようになった……

みたいな感じである。

 で、私が今、バッティングで、
いろんなスポーツ新聞や野球漫画などで
仕入れてきた知識のなかから、
試してみたいのは、

バットを持つ下側の手の
(左利きの私の場合は右手)
中指と薬指と小指に
しっかりと力を入れて振ると
スイングにしなりが出る

打席に立つときは
内角高めを
イメージする

……この二つだ。

 だが、おそらく
劇的に打率が上がることは
ないだろう。

 野球は仕事ほど甘くはない!

ということだ。

PROFILE

山田ゴメス
山田ゴメス
1962年大阪府生まれ。マルチライター。エロからファッション、音楽&美術評論まで幅広く精通。西紋啓詞名義でイラストレーターとしても活躍。著書に『「若い人と話が合わない」と思ったら読む本』(日本実業出版社)など
『「若い人と話が合わない」と思ったら読む本』(日本実業出版社)
『「若い人と話が合わない」と思ったら読む本』(日本実業出版社)
OL、学生、フリーター、キャバ嬢……1000人以上のナマの声からあぶり出された、オヤジらしく「モテる」話し方のマナーとコツを教えます

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