山田ゴメスの俺の恋を笑うな
ぱみゅぱみゅ?
きゃりーぱみゅぱみゅ
というのを皆さんはご存じだろうか?
若い子たちのあいだで流行っているおまじないとかではない。
あるストリート系女子カリスマ読者モデルの、
れっきとした芸名なのである。
「てんちむ」や「みずきてぃ」にもいい加減、
面を喰らったが、(https://nikkan-spa.jp/gomesu/20063)
このインパクトは決定的だ。
じつは、彼女たちは皆、ツインプラネットという芸能事務所に所属しており、
ここの事務所の、
無編集的な芸名やキャラクターの女子たちを
まずは読者モデルとして売り出し、
そこからサンデージャポンあたりに出演させてからブレイクさせる手法は
もはやお家芸とも言ってもよいくらい定番の流れとなりつつあるが、
きゃりーぱみゅぱみゅには、
これまでの小森純(やはりツインプラネット所属)だとかの、
たとえばギャルタレント特有な
カウンターカルチャーの匂いがしないのだ。
このメインカルチャー感はいったい何処からくるのか?
答えは、意外に単純で、
ギャルではない、ストリート誌出身のきゃりーぱみゅぱみゅは、
レディーガガのように破茶滅茶ではあっても、気持ち悪くはあっても
不良ではないから
なのではないか。
ここまでいろんなタイプのタレントを輩出している
昨今のマスメディア界でも、
不良
というカテゴリーは、いまだキワモノの域を超えることが、
なかなかできないのである。
すでにCDデビューも果たしているらしいきゃりーぱみゅぱみゅ。
Perfumeも手がけた辣腕のテクノ系プロデューサーが、
彼女をバックでサポートしている言う。
下手すりゃ今年の紅白にちゃっかり出場しちゃってるのでは、と予言する。
しかも、この一曲で見事に消え散ってしまいそうな、
『異邦人』(久保田早紀)だとか『DA・YO・NE』(EAST END×YURI)
あたりに例えられる、
案外イマドキでは珍しい一発屋の予感がプンプンする。
だって、
あまりに芸がなさすぎ。
ファッションと芸名と楽曲の完成度のインパクトが強すぎるだけに、
歌えない踊れないじゃ持続力にも限界があると思うのだ。
さらに、彼女の目の奥に潜む病みの光が、どうも気にかかる。
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