山田ゴメスの俺の恋を笑うな
行列ができる…という美しきオチ
島田紳助と吉本興業が講談社を訴えた事件について、
デイリースポーツが、こんな結びの記事を書いていた。
(前略)“黒い交際”をめぐって発生した訴訟問題は、法廷の場に持ち込まれることになりそうだ。裁判の進行とともに、紳助さん出廷の可能性もあり、そうなれば裁判所に“行列ができる”ことになる。
なんともキレイなオチだなあ……
と感心した。
感心しすぎて、もしかするとこの記者は、
このワンフレーズを書きたい一心だけで、
この事件に着目したのではないか?
と、穿った見方までしてしまったありさまだ。
報道の世界では本来あり得ないとされる
帰納法の具現化である。
だが、スポーツ紙や週刊誌では、
最近とくに、この手の帰納法的名人芸が登場する頻度が高くなっている
……気がしてならない。
ただあった出来事を文字数制限無しでだらだら書き流す
ネットの記事とはひと味違いますよ!
的な、紙を主戦場とする人たちのプライドさえ垣間見えてくる。
私もゼヒそうありたいものである
……とは思うのだが、残念ながら私は、この帰納法ってやつが
じつは、どうも得意でない。
つい、オチよりもリズム感を重視してしまうのだ。
リズム感さえよければ極論、文章の内容はどうでもいい、
くらいにも考えている。
良く言えば、アドリブを重視するインプロビゼーション、
つまりJAZZ的な文体。
悪く言えば、計画性のない勢いだけの無駄文字の羅列。
私のようなタイプの文筆業者が
現在どのくらいいるのかは定かではないが、
少なくとも、構造的な出版不況が深刻とされる紙媒体において、
減少の一途をたどっていることだけは
確実であるようだ。
ゴメスさんこんにちは\(^o^)/
ゴメスさんの記事は読みやすいし、
親しみもてますよ。
ダラダラ続く、読みにくい文章でなくて
テンポよくサッパリわかりやすいので好きです。
人それぞれ、書き方は違うかも知れませんが
楽しく読めればいいかな〜って思ってます\(^o^)/
また遊びにきます(*^o^*)ではでは
ありがとうございます。最近、自分の文体に疑問を持ち始めてたりもしたので、とてもありがたいお言葉です!(ゴ)