怪魚ハンター・武石憲貴が“マジでヤバイ”5つの理由
怪魚ハンターを名乗る武石憲貴という男をご存知だろうか。世界各地に生息する怪魚を求め放浪、ユーラシア・北米・南米・オーストラリア・アフリカの五大陸総日数1732日・37か国を釣り歩いてきた正真正銘の“釣り馬鹿”。その姿は『情熱大陸』をはじめ、多くのメディアで取り上げられたため、人間の背丈を大きく上回る巨大な魚と格闘する姿や、見事に釣り上げ恍惚の表情を浮かべる武石を目にしてことがあるという人も少なくないだろう。しかし、彼がヤバイ理由はただ大きな魚を釣るだけではない。
◆軽自動車とともに巨大ワニを捕獲してしまう
ブラジルでは中南米に生息するワニの一種であるカイマンと対決。鋭い歯を持つカイマンとの対峙はひとつ間違えれば、一生釣りができない体になる可能性もあるほど危険だ。しかし、武石は怯むことなく、むしろ嬉々としてカイマン釣りを行った。4mはあろう巨大カイマンに対して、最終的には軽自動車まで動員しての大勝負に。結果、見事に釣り上げることに成功。
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◆凶悪なワニガメまで仕留めてしまう
アメリカはテキサス州では怪獣ガメラのモデルにもなったといわれるワニガメを持ち上げた。動物のなかでイリエワニに次いで噛む力が強く、その力は約350~450kg。木の棒を口元に当てると一瞬で噛み砕いてしまうほどの攻撃性を持つが、武石は尻尾を鷲づかみにし、勝ち名乗りを上げたのだった。
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◆カピバラまで狩ってしまう
ターゲットは水棲生物だけにとどまらない。ブラジルのマディラ川流域の水上家屋滞在中には、カピバラ狩りを敢行。カピバラは体重60kgを超える世界最大のネズミ目で、その風貌はネズミの化け物を思わせる。猟犬とともに岸辺に追い込みにオールで殴打するという原始的なスタイルの猟でカピバラを仕留める。
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◆空き缶で巨大ダコまで釣ってしまう
自身の出身地である秋田では大ダコを釣り上げる。しかも、その際、針先につけていたのは餌ではなく空き缶。飲み終わったコーヒー缶にて大ダコを仕留めたのであった。
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◆実は泳げない
しかし、そんな武石にも弱点がある。実は泳げないのである。特に危険なのは、ついつい酒量が増えてしまったとき。尋常ではない数の蚊に襲われたカナダでは、そのストレスから逃れるためにアルコールを積極的に摂取。その結果、カヤックから転覆し、生命の危険に瀕することになった。
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武石の近著『新・世界怪魚釣行記』では、ここまで紹介した彼のヤバさが、真に迫った文章と迫力満点の写真で力強く綴られているので確認していただきたい。
【武石憲貴】
1973年、秋田県生まれ。大学卒業後、会社勤めをするが2年半で退社。1999年にまだ見ぬ怪魚を探索するためにインドに旅立つ。以後、アジア・南米・アフリカ・オセアニアを総日数1386日・26カ国にわたり巨大怪魚を追い求め放浪する。現在は怪魚探索の傍ら、モンゴルにおいて釣りガイドや新聞に釣行記を連載する。1年の半分を海外釣行遠征にあてる、人生を釣りに捧げてしまった釣り馬鹿
<取材・文/日刊SPA!編集部>
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