免停中にクルマを運転したことから人生が暗転…私が有罪判決を受けるまで
できることなら平穏な毎日を過ごしたいものだが一寸先は闇。意図せずとも、事件の当事者となる危険性は誰にでもある。逮捕されてしまうとどうなるのか? サラリーマンの実例を刮目して見よ。
大学卒業後、中堅広告代理店に入社して4年。イキのいい若者として上司からかわいがられていた宮路浩介さん(仮名・36歳)の人生が暗転したのは、住宅街で一方通行を逆走して摘発されたときだ。
「その時、運転免許証を持っていなかったんです。それ以前にスピード違反で捕まって、免許停止になっていました」
無免許運転は重大な違反行為。ここで宮路さんは、免許証を「忘れた」と嘘をつき、さらに知人の名前を騙ったという。
「ヤバイと思って、とっさに住所と生年月日を知っている知人になりすましたんですよ。知人の名前で違反切符を切られて、なんとかその場はバレずに済みました」
無免許運転を隠すためついた嘘で罪が増え……
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