2016年「覚せい剤・大麻」で逮捕された有名人を振り返る――アメリカ西海岸全域では“大麻解禁”の動きも
【10月25日高樹沙耶:大麻取締法違反(所持)容疑】
元女優の高樹沙耶こと益戸育江容疑者(53)ら3人が10月25日、大麻取締法違反(所持)の容疑で関東信越厚生局麻薬取締部に逮捕。高樹容疑者は「ナチュラリスト」を自称し、芸能界を離れた後、石垣島に移住して宿泊施設を経営。起訴状によると、自宅で乾燥大麻計約55gを所持したとされる。
参院選に新党改革から立候補した元女優の高樹沙耶氏は以前から「医療用大麻」の合法化を訴えており、街頭演説でも「大麻は麻薬というイメージがあるが、アメリカ、ヨーロッパでは確実に医療現場で使わている。いずれ日本でも使われる。外国に利権を取られる前に日本でもやるべきだ」と語っていた。
【11月25日 ASKA:覚醒剤取締法違反の疑い】
歌手のASKAこと宮崎重明元被告(58)について、警視庁はASKA元被告が覚醒剤を使用したとして、覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕状を請求し、逮捕する方針を固めた。ASKA元被告は、覚醒剤と合成麻薬のMDMAを使用したなどとして一昨年、懲役3年、執行猶予4年の有罪判決を受け、執行猶予中だった。
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有名人以外でも、北アルプスに近い長野県大町市や池田町に東京などから移り住んだ住民22人が、大麻を隠し持っていたとして逮捕された事件も。住民らは以前から音楽イベントを開いて集まっていたということで、麻薬取締部は住民の自宅などから8kgを超える大量の大麻を押収しており、つながりを深めて大麻を使うようになった疑いもあるとみて捜査を進めている。
また、鳥取県智頭町では、町おこしのためとして許可を得て大麻を栽培していた会社の代表が10月、大麻88gを所持していたとして逮捕、起訴されている。
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