更新日:2022年08月14日 11:27
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2016年「覚せい剤・大麻」で逮捕された有名人を振り返る――アメリカ西海岸全域では“大麻解禁”の動きも

世界では「大麻解禁」の動きも

 一方で、年間4万7000人もの中毒者が薬物の過剰摂取で命を落としている「麻薬大国」のアメリカ合衆国ではソフトドラッグの「大麻(マリファナ)合法化」が進んでいる。2012年には、ワシントン州とコロラド州では嗜好用大麻の合法化法案が住民投票で可決。コロラド州では2014年1月から、酒やタバコと同じように嗜好品としての「大麻」が店頭で販売されるようになった。  米大統領選の渦中にも、カリフォルニア、ネバダ、マサチューセッツの米3州は8日実施した住民投票で、大麻の嗜好品使用を解禁、フロリダ、ノースダコタ、アーカンソーの3州は大麻の医療用使用を認めることになった。嗜好品としてはアラスカ、ワシントン、オレゴン、コロラドの4州と首都ワシントンが使用を認めており、8日の住民投票により西海岸全域で合法化されることになった。  世界では嗜好用と医療用の大麻解禁が進むなか、日本では違法薬物による逮捕の報道が目立つようになった。今後、日本と世界の動きはどこへ向かっていくのかにも注目したい。 <取材・文/日刊SPA!取材班>
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