ニッポン警察史上“最速覆面パトカー”の正体は「スーパーチャージャー搭載360馬力の本気仕様マークX」
「260kmまでついてこられた」なんてツイートされるほど速い、速すぎる交通覆面パトカーが東京に登場した!
昨夏、ニッポン警察史上最速となる覆面パトカーが警視庁に配備された。その名はマークX+Mスーパーチャージャー! 高速隊新富分駐所に2台、同八王子分駐所に1台、そして第五方面交通機動隊に1台の計4台が日夜大活躍中である!
ベースとなるのは、3.5リッターV6エンジンを搭載したスポーツグレードの350S。これにトヨタ系レーシングチームのトムスが開発したスーパーチャージャーを装着すると同時に、専用のECU(エンジン制御コンピュータ)を採用。ノーマルより42馬力アップの360馬力! トルクにいたっては12kgm増しの50.7kgmを発生する!
外観はトヨタモデリスタのエアロパーツで武装。車名の「M」はモデリスタの頭文字だが、本気仕様の意味も込められるメーカー完成車だ。
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東京都の予算(都費)で購入された物品などが公表される『東京都公報特定調達公告版』掲載の「特種用途自動車(交通取締用四輪車)の買入れ」(警視庁総務部用度課)によれば、価格は4台総額3331万1640円! 1台832万7910円ナリ! 性能もお値段もウルトラスーパーな1台なのだ。
マークXは昨年11月22日にマイナーチェンジされ、それに伴いこの+Mスーパーチャージャーはカタログ落ちの廃盤モデルとなったが、実はそれ以前に警視庁はさらに11台を9220万1010円(1台あたり838万1910円)で追加購入している。それがいよいよこの2月から実戦投入されるらしい!
その配分はどうなるのか? 勝手に予測すると、全10隊ある交通機動隊のうち5交機を除く9隊にそれぞれ1台ずつ。新富と八王子に追加で1台ずつで計11台になる。
とにかく皆さん、安全運転を心がけましょう!
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