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仕事で「使えない認定」される情弱な人の共通点

 場当たり的な仕事は短期的には合理的。しかし、城氏いわく、中長期的な視野の欠如を暗に示しているのと同じなのだとか。 「短期的な視野しかない情弱は、例えば『毎月あと1万円収入を増やしたい』と考えた時、残業時間を増やそうとします。確かに短期的に収入は増えるものの、その分人事評価が下がってボーナスが減るという視点は欠けている。さらにそこに時間を費やすことで、新しいスキルを獲得する時間はおろか、自分の趣味の時間さえも失われます。こういう人はプライベートで漫画喫茶に行った時にすら、過去に読んだことのある漫画ばかり読むんですよね(笑)」  心当たりがある人は要注意だ。 <情弱エリートの回答> (29~49歳の会社員100人を対象にアンケートを実施) ・「ギガファイル便」などのファイル転送サービスを使えない 73人 ・パソコンやスマホが一日1回程度フリーズする 71人 ・カバンが常に重い 68人 ・社会保険料の計算をしたことがない 67人 ・初対面の相手の時計をチェックする 60人 ・ビジネス書で読んだ成功者の習慣(朝活など)をマネして取り入れている 59人 ・必要な名刺をすぐに出せない 56人 ・職場の飲み会には一切参加しない 52人 ・書類やメールを当日中に閲読しない 52人 ・スマホのロック画面にパスワードなどのセキュリティを設定していない 49人 【城 繁幸氏】 人事コンサルタント。Joe’s Labo代表。労働・雇用現場の改善について情報を発信している。著書に『「10年後失業」に備えるためにいま読んでおきたい話』(夜間飛行)ほか多数 ― [情弱な人]の意外な共通点 ―
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