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貧困家庭出身でも合格できた東大生が「両親に感謝している3つのこと」

 現役東大生の布施川天馬と申します。学生生活の傍ら、ライターとして受験に関する情報発信などをしています。

経済格差は教育格差に直結する

東大 みなさんは「お金がない!」と悩んだ経験はありませんか? ほとんどの方は大なり小なり、さまざまな形で悩んだことがあるのではないかと思います。  僕は生まれてこの方20年余りの間、ずっとお金について悩み続けてきました。中学高校と部活動をしているときにも、高校卒業後の進路を決めるときにも、大学受験本番を差し控えた1か月前にも、もれなくお金に悩み続けていました。  僕はもともと東大志望ではありません。本当はプロの演奏者として活躍したかったのですが、そのために必須な音楽大学への進学も学費や受験準備にかかる費用の面から諦めざるを得ませんでした。  僕は自分が貧乏な思いをするのはもちろん、自分の子供にも貧乏させたくありません。ですから、将来は絶対にいい就職をして、お金を稼いで、自分の子供には何不自由のない暮らしをしてもらおうと思っていました。  高校生だった頃の僕は「日本は学歴社会だから、いい大学に進学して箔をつければいい就職ができる」と考えていました。  いい大学に行けなければ、一流企業に就職するのが一気に難しくなってしまう。そして、そこから始まる貧乏の連鎖は子供、孫、ひ孫……と代々受け継がれていくと考えると恐ろしく、こうした負の連鎖に入ってしまうことは絶対に嫌でした。

東大進学こそが数少ない一発逆転の方法

「どうすれば、お金持ちになれるのか?」  コネもない僕が思いついた、貧乏の連鎖を断ち切るための一発逆転の方法。それこそが東大進学でした。  特別なスキルやコネがあるわけでもない僕が箔をつけるためには、東大に入るしかないだろうと思ったのです。さらに好都合なことに、東大は国立大学ですから、奨学金をフルに活用すれば学費だって賄えます。これは実際、大正解の選択となりました。  僕と同じように、「自分の子供には学力を上げてほしい」「いい大学に入ってほしい」「でも、塾に入れてあげるだけの余裕はない……」とお困りの方はたくさんいらっしゃると思います。なぜなら、まさに僕の家庭もそうでしたから!  それでは、どうすればお金をかけずに、将来東大に進学するような子供を育てられるのか?  今回は僕自身が「両親がこう育ててくれたから僕は東大に行くことができた」と思っているポイントをお話しします。
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「勉強しなさい」と決して言わなかった両親
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