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「勉強嫌いだった高校生」がマンガを熟読したら、東大に合格できたワケ

元ネタを調べることで知識を得られる

江戸時代 実は江戸末期から日本には多くの外国人が出入りをしていました。外国から訪れたサーカス一座が興行をしていたという記録も残っているほどです。  江戸時代というと、どうしても「和」のイメージを感じてしまいますが、実は意外と洋風な文化も入ってきていたのですね。  パンケーキについても「薄餅」と訳されていたという記録が残っています。翻訳するということは、それを説明する機会があったということでしょうから、何らかの形で当時の日本人がパンケーキに触れていたということは間違いないでしょう。  このようにして、実はマンガやゲームに出てくる物について調べるだけで、「この言葉には、実はこんな元ネタがあったのか!」「この時代にはこんなものが本当にあったのか!」と周辺の知識を得ることができるのです。

味気ない勉強に驚きと興奮が加わる

 もちろん僕はマンガやゲームから得られた知識だけで「勉強した!」と感じたわけではありません。しかし、これらから得た知識や「気になる」という感情のおかげで、勉強に対する興味が湧いたのも確かです。 「ネイバー」が「neighbor」であると気づいてからは、英単語の勉強をしていても「この単語は、あのマンガのタイトルの元ネタかな?」と考えることで楽しみが増えました。  また、味気のない歴史の勉強も「これってあのゲームで出てきた事件だ!」となることで、驚きと興奮が生まれてきました。
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学力は小さなきっかけで飛躍する
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