更新日:2023年12月08日 20:28
エンタメ

なぜオズワルドは決勝進出を逃したのか…「M-1準決勝」を元ファイナリストが分析

「マヂカルラブリー」野田クリスタルの言葉

M-1 今年の決勝進出者発表記者会見のMCは「マヂカルラブリー」だった。終了間際、歓喜するファイナリストに対して野田クリスタルが呟いた。 「皆さん。決勝行けましたけど、全然最下位を取ることあるんで……」  今年のメンバーは、例年以上に漫才がうまいメンバーが揃った。誰もスベることはないし、審査員に酷評される姿など想像できない。だが、戦いなのである。誰かが優勝し、誰かが最下位となる。 「マヂカルラブリー」はM-1史上唯一、1位と最下位を経験しているコンビである。この言葉は重い。12月24日、最高のクリスマスプレゼントを手にするのはどのコンビだ?
1972年、大阪府生まれ。1992年、11期生としてNSC大阪校に入校。主な同期に「中川家」、ケンドーコバヤシ、たむらけんじ、陣内智則らがいる。NSC在学中にケンドーコバヤシと「松口VS小林」を結成。1995年に解散後、大上邦博と「ハリガネロック」を結成、「ABCお笑い新人グランプリ」など賞レースを席巻。その後も「第1回M-1グランプリ」準優勝、「第4回爆笑オンエアバトル チャンピオン大会」優勝などの実績を重ねるが、2014年にコンビを解散。著書『芸人迷子

芸人迷子

島田紳助、松本人志、千原ジュニア、中川家、ケンドーコバヤシ、ブラックマヨネーズ……笑いの傑物たちとの日々の中で出会った「面白さ」と「悲しさ」を綴った入魂の迷走録。

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