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「読モにしてあげる」女子中学生を喰い物にした男の悪質手口

 ギャル系雑誌の読者モデルの仕事を持ちかけ、ホテルで中学生少女にみだらな行為を強要したとして7月中旬、児童福祉法違反の疑いで自称DJの福井雅啓容疑者(43歳)が逮捕された。  彼は43歳にして、一時は超人気トランスDJとして名を馳せ、「ハローDJ Fukuiプロジェクト」(通称・ハロフク)なるサークルを主宰。全国23の支部を持ち、サークル会員には中高生を中心に8500人が登録するほどの巨大ギャルサークルだったという。
ギャル

福井容疑者は街を歩くギャルに声をかけ、サークル会員数を拡大していたという

「モー娘。全盛期に名前をパロって発足し、近年はチームF、チームA、チームK、チームBなどAKBもびっくりのユニット、チーム編成で組織化、巨大化を続けていた」と語るのは、ティーン誌編集者だ。女子中高生を喰い物にしていた、男の手口とは一体どのようなものだったのか? 同関係者は続けて話す。 「彼のサークルは人気雑誌に数多くの読者モデルを輩出している団体として有名でした。ただ、それと同時に『フクイと付き合ったり、肉体関係を持ったりすれば、読者モデルになれたり、掲載に猛プッシュされる』という噂もあったんです。だから、女の子の方から接近する子もいたくらい。今雑誌に出ている読モの中にも、フクイの元カノが10人弱はいますよ」  福井容疑者のサークルは以前から悪評も高く、ギャルたちの間では有名。渋谷ギャルに今回の逮捕を受け、コメントを求めると……。 「良い噂聞かないよ~。ぶっちゃけ女のコ食いすぎで、いつか捕まるんじゃね? とは思ってたんだよね〜」 「てか、あいつ変なギャル男だと思ってたら、43歳とか、超びっくり! うちのパパとほとんど変わんないし(笑)!」 「ハロフクに入ったら『日サロとか、美容院、ネイルがタダになるよ』って言われて友達が入ったんだけど、そのサービス受けられるのフクイのお気に入りの子だけ。むしろブチアゲってCDを『1人1枚絶対買え』とか言われたんだって」 「サークルの末端のコは、雑誌に出るためにキャバでバイトして10万円とか払っていたんだって。彼女たちが雑誌に出れる理由をフクイは『あの子たちは魔法が使えるんだ』って話してた。カネ払いがいい=“魔法”ってドン引きだよね」 「魔法」と称して女子中高生から上納金を巻き上げ、お気に入りのコたちを囲って喜び組を構成していたアラフォーのギャル男が使った「魔法」の代償はあまりにも大きい。 <取材・文/甲斐仙一 写真/Dakiny>
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