キックボクサー・いつか「元レースクィーンの肩書きよりも、お寺で働いた経験がブレないメンタルに」
―[もぎたて!女子アスリート最前線]―
~もぎたて!女子アスリート最前線 第3回~
新宿御苑の至近にある新宿レフティージム。「シュッ」「シュッ」という短い呼気と共に、風切り音をあげてジャブ、キックを連発する女子選手の姿。黒を基調にデコレーションされたコスチュームと、打撃を放つたびに揺れる金色の髪は、虎視眈々と獲物を狙う女豹といった装い。WPMF世界女子フライ級チャンピオンのいつか(30)選手だ。
――格闘技を始めた頃のお話を聞かせてください。
いつか:高校時代、モデル関係のお仕事をしていたこともあって、高校卒業後は芸能学校に進学するため上京しました。芸能学校を卒業後、レースクィーンの事務所に所属。1年目は横浜タイヤRSオガワ、2年目はゼナドリンクハーツレーシング。2年目の途中から、格闘技をしていた知人の薦めで総合格闘技を始めたんです。SMACKGIRLで5戦しましたが一度も勝てず、打撃重視の練習に切り替えようと、現在の新宿レフティージムに移籍しました。でも、移籍後に体を壊し、仙台に帰郷することになったんです。
――それが約10年前。当然、復帰を考えていた?


―[もぎたて!女子アスリート最前線]―
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