京都の温蕎麦

 とくに日本の東方面に住む方々にはひんしゅくを買う発言なのかもしれないが、

温蕎麦は京都が一番美味い!

と、個人的に私は思う。

 甘味を抑えた、鰹と昆布と塩を中心にブレンドされた
酸っぱめの(という表現が一般的かどうかはわからない)黄土色に近い薄い汁。

 決して力強くはない繊細な出汁の味を台無しにしない、
伸び気味の白っぽく細い麺

 具は、あまり味と食感が前に出すぎない
天かす細かく刻んだ油揚げとろろ昆布
望ましい。
 肉を入れるなら鴨より鶏がベターである。

 一昔前は、こういう京都的蕎麦を食わせてくれるお店が、
意外にもファッションビルのレストラン街にポツポツあったりしたのだが、
ニーズが少ないのか昨今は、ほぼ壊滅状態だ。

 だから私は京都に行けば、かならず蕎麦を食う。

 せっかくの京都にもかかわらず、蕎麦で一食分を潰してしまうのが、
なんだか勿体ない気がして、おやつとして解釈したりもするのだが、
それはそれで、くずきりだとかみたらし団子が食えなくなるので、

やっぱり、勿体ない。

蕎麦だけではなく鯖寿司も絶対欠かせない京メニュー。

PROFILE

山田ゴメス
山田ゴメス
1962年大阪府生まれ。マルチライター。エロからファッション、音楽&美術評論まで幅広く精通。西紋啓詞名義でイラストレーターとしても活躍。著書に『「若い人と話が合わない」と思ったら読む本』(日本実業出版社)など
『「若い人と話が合わない」と思ったら読む本』(日本実業出版社)
『「若い人と話が合わない」と思ったら読む本』(日本実業出版社)
OL、学生、フリーター、キャバ嬢……1000人以上のナマの声からあぶり出された、オヤジらしく「モテる」話し方のマナーとコツを教えます

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。


− 6 = 二