はじめての冤罪(寸前)

早朝の草野球に向かう途中、
ラッシュアワーで
ぎゅうぎゅう詰めの電車に、
右手でつり革を持ちながら
乗っていた。

電車が目的の駅に到着したので
つり革から急いで手を離すと、
ちょうどその真下あたりで立っていた
身長155㎝くらいの
20代OL風の頭上

ガツン!

というくらいの勢いで
肘打ちするかたちとなった。

慌てた私は、

「大丈夫ですか!?」

と、声をかけ、

つい反射的に、
その肘を当てた
彼女のつむじあたりを右手で

なでなで

してしまった。

すると、その彼女は

「キャア〜!」

という悲鳴を上げ、
私のほうを
ものすごい憎悪の目つき
にらんできたので、
一心不乱に
何事か、と私たちのほうに
視線を向ける乗客を掻き分け、
電車から降り
改札までダッシュした。

痴漢冤罪
危機一髪!

都会の恐さを
再確認する
世知辛い一件であった……。

2014.06.11 |  1件のコメント

PROFILE

山田ゴメス
山田ゴメス
1962年大阪府生まれ。マルチライター。エロからファッション、音楽&美術評論まで幅広く精通。西紋啓詞名義でイラストレーターとしても活躍。著書に『「若い人と話が合わない」と思ったら読む本』(日本実業出版社)など
『「若い人と話が合わない」と思ったら読む本』(日本実業出版社)
『「若い人と話が合わない」と思ったら読む本』(日本実業出版社)
OL、学生、フリーター、キャバ嬢……1000人以上のナマの声からあぶり出された、オヤジらしく「モテる」話し方のマナーとコツを教えます

“はじめての冤罪(寸前)” への1件のコメント

  1. 新井祥 より:

    ゴメスさんみたいなイケてるおじさんでもそんな対応されるなんて…驚愕です。

    ふつーに生きてる男には戦々恐々とした時代になってるんですね、いつのまにやら。

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