マークXを見たら覆面パトカーと思え【春の行楽ドライブ要警戒情報】
◆秘匿性抜群! 現在、日本全国の高速道路で入れ食い状態!
3.5リッターV6エンジンは318馬力! 車両重量はクラウンより約100kgも軽い! 加速性能は抜群で、取材中に何度見失ったことか。特に千葉県警高速隊には逆追尾がバレバレだったので、東関道佐倉IC料金所の関係車両のみ通行可のUターン路を使って2度もまかれてしまった。
マークX覆面パトカーは想像以上に速かった!
昨年12月7日、大阪城公園・太陽の広場で「平成25年大阪府警察年頭視閲式」のリハーサル(本番は年明け1月8日)が行われた。例年、高速隊の覆面パトカーも参加することから、仕事を休んで撮影に駆けつけるパトカーマニアも多いという。
今回、そのマニアたちの度肝を抜いたのがマークXのお披露目だった。
これまで捜査用覆面パトカーとしては採用された実績はあったが、交通取締用覆面パトカーとしてその存在が明らかになったのは本邦初。激写されたスクープ写真が複数のブログにアップされるや、ネット上では話題となっていた。
ベース車両は、マイナーチェンジ前のマークX3.5プレミアム。
パトカーマニアたちの推測では、昨年3月に警察庁が「交通取締用四輪車(高速II型)16台」を一括調達するべく一般競争入札を行い、トヨタが5670万円で落札。落札額から換算すると1台あたり約354万円(つるしの新車価格は337万円)の車両になるという。
そして昨年11~12月にかけて登録。関東・中部・関西の都府県警高速隊に配備され、年明けから本格的に稼働している。
まだその存在はほとんど知られていないため、現在、秘匿性は最強。各地の高速道路で入れ食い状態だ。行楽ドライブやゴールデンウイークにクルマでお出掛けになる予定の読者の皆さま、「マークXを見たら覆面と思え!」くらいの警戒心でハンドルを握ってください。
⇒【画像】マークX覆面パトカーの識別ポイント
https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=427451
ちなみに、今年初めに自動車メーカー関係者がツイッターでこうつぶやいていた。
「どうやらトヨタは、今後交通取締用覆面パトカーの入札を新型クラウンではなく、マークXにシフトしたとの情報入手です。ピンクのクラウン覆面パトカーは見られないってことか」
現行マークXは、すでに捜査用覆面パトカーとして北海道警や兵庫県警などに配備されている。今回採用された交通取締用マークXの使い勝手や高速隊員の評判がよければ、今年中にもエグ顔の覆面パトカーが全国の高速道路にデビューするかもしれない。
⇒【激写】2013年初頭からバリバリ稼働中の首都圏1都6県配備の新顔を捕捉 https://nikkan-spa.jp/427337
取材・文・撮影/SPA!覆面パトカーLOVE隊

https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=427451

【関連キーワードから記事を探す】
いつでもどこでも交番に!配備が進むアクティブ交番車両の中身
神出鬼没の「移動式オービス」は速度違反取り締まりの切り札になるか?
「日本のスピード違反取り締まり」に異議あり! 実態に合わない制限速度にドライバーたちが怒り
スピード違反の罰金、払わないほうが得をするという「理不尽」
空ぶかしで威嚇のレビンや隊員に猛抗議のメルセデス「首都高年越し大検問」に完全密着<第3回>
空ぶかしで威嚇のレビンや隊員に猛抗議のメルセデス「首都高年越し大検問」に完全密着<第3回>
RX-7、シルビア、スカイライン、スープラほか不正改造車が御用!「首都高年越し大検問」に完全密着<第2回>
警視庁高速隊「首都高年越し大検問」に完全密着。不正改造車を撲滅せよ! <第1回>
事故のリスクはかえって下がる? 高速道路の最高速度が試験的に時速110kmへ引き上げ
新型カムリは日本のセダン市場を変えるのか?
スマホアプリで“全ての乗り物”を予約・決済、公共交通の新概念「MaaS(マース)」って?
日本最長の路線バスとは?驚きの6時間強、 トイレ休憩が3回!
毎週日曜朝7時、週1本のみ運行する路線バスに乗ってみた
イギリスの高速道路を時速317kmで激走した伝説の日本人【スピード違反世界一の走り屋】
バルセロナの外国人サポーターがJR「東神奈川駅・乗換え」の“不便さ”に立ち往生
“あおり運転”してきた車を交番まで誘導した結果…運転手が青ざめた顔で警察に捕まるまで
「信号無視して横切った」バイクに激怒した友人の“とんでもない行動”。「普通の人間はあんなことしない」
「車を降りて運転席の窓をノック」あおり運転してきた男性が直立不動で“失禁”しながら謝罪するまで
“あおり運転”してきた白い箱バンが後ろから追突、若い男性の運転手が警察に捕まるまで
“あおり運転”してきた黒塗りの高級車が警察に捕まるまで。タクシーが“わざと”速度を落として…
ひろゆきが教える「人の子育てに口を出す」人の対処法ベスト1
ライフスタイルを一変させる「スマートロック」のススメ
東名高速追突事故だけじゃない! “DQNドライバー”の恐怖…対処法は?
上杉謙信の春日山城址ほか、選りすぐりを厳選!カーマニアなら絶対行くべき「男のロングドライブ城巡り」
天空の城・竹田城を訪れて改めて考えた「高速道路空白地帯に高速道路は必要なのか」問題
「制限速度で走る車」にイラついてあおり運転したら“覆面パトカー”だった…調子に乗った20代男性の末路
高速道路の謎。関越道に最高速度120km予定区間がない!東関道や常磐道もあるのに…
全国共通「夏休み覆面パトカー対策」の基本。私はフェラーリで撃墜されました
空ぶかしで威嚇のレビンや隊員に猛抗議のメルセデス「首都高年越し大検問」に完全密着<第3回>
RX-7、シルビア、スカイライン、スープラほか不正改造車が御用!「首都高年越し大検問」に完全密着<第2回>
“あおり運転”してきた車を「白バイの待ち伏せポイント」に誘導、警察に捕まえてもらうまでの一部始終
「走行中にドアをパカパカ」原付バイクを“あおり運転”した高級車が迎えた末路
交渉次第で補償額6万円増も…。突然、交通事故に遭ったライターが語る“事故後対応”の一部始終
パチンコ業界が警察への忖度をやめた裏事情。きっかけは東京五輪開催
オリンピックで東京が警察の見本市に。愛知県警と島根県警の連携にマニア感涙