更新日:2022年07月28日 17:48
ライフ

東京駅から28分!都心からもっとも近い「ローカル線・鶴見線」はここが楽しい

国道駅:昭和の雰囲気が今でも残る

⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1204659  その無造作な名の通り、国道15号線(第一京浜)付近にあるこの駅。長さ100メートルほどの高架下に設けられた駅舎は、アーチが印象的なアール・デコなデザインで、老朽化が進み薄暗く、うら寂しい雰囲気が漂う。周辺の高架下建築も廃墟ばかりで場末感があり、映画やドラマのロケ地にも使われているとか。  改札正面には焼き鳥屋「国道下」が営業している。串一本50円~という破格の安さで、地元のおじさんたちで賑わいを見せており、店内にはカウンター席のみ10席ほど。取材時は満席で店の表の脇にある丸椅子に座り、ビールケースに乗せたダンボールをテーブル代わりに飲むことにした。

昭和映画に出てきそうな風景が広がる

 改札外の駅トイレが真向かいにあり、店内のお客さんも催すとこちらのトイレを利用しているようだ。最近では都内の駅のトイレもずいぶん小綺麗になっただが、暗くションベン臭い一昔前の駅のトイレを彷彿とさせるものであった。
次のページ right-delta
海芝浦駅は、駅の外に出られない珍駅
1
2
3
4
おすすめ記事
【関連キーワードから記事を探す】