【子育てあるある】保育園児が「髪、切った?」…タモさん並の洞察力で“オトナの想像を超える”園児たち
保育園には、よく遅刻する。「9時までには連れてこい」と先生に言われているのだが、雨の日はウチのチビの大好きな朝散歩もないため、じゃあ早く行く必要もねえやと、平気で10時すぎに登園させることもある。普通のパパ・ママなら「早く登園させないと会社に遅刻する」のだが、こちとら会社に行ってないのだから、早くに行く理由もない。何てふざけた親なんだ、と思われるかもしれないが、会社に遅れるという理由もないのに、週3ぐらいは9時に送り届けているのだから、そちらを評価していただきたい。
そのくせ、早退も多い。朝、保育園に預け、3~4時間もすると無性にチビと遊びたくなり、お昼寝明けの午後3時ぐらいに迎えに行ってしまうのだ。ウチの子の保育園滞在時間の短さは、園の中でもトップクラスだと思う。
そんなある日のこと。朝、雨だったため10時過ぎに登園させたのだが、昼過ぎには快晴に。原稿も終えていたため、これはチビとどこかに出かけようと、午後3時にお迎えに。どこに行こうかな~とウキウキしながら靴を脱ぐ。
「ねえ、ねえってば!」
何か作業をしていた一群、その中のひとりの男の子が筆者を呼び止める。
「ん? どうした、ぼく?」
次のひと言に、全身が凍った。
「ねえ、どうして遅くに来て、早くに帰るの?」
ひぃぃぃぃぃ!! お前は園長先生か!!
子どもの観察力の鋭さ、そしてデリカシーのなさを侮ってはいけない。
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