更新日:2022年08月19日 10:03
仕事

ダラダラと深夜作業する「クリエィティブ系・夜型人間」の生産性が著しく低い問題…3人のダメな一日を追跡

<独身女性編>

 フリーランスとして複数の案件を抱える31歳のWebデザイナー・中谷舞さん(仮名)。大手IT企業でデザイナーとして数々の表彰をされてきたが、ワークライフバランスに疑問を感じフリーの道へ。現在は大学時代の同級生と三軒茶屋の築25年のシェアハウスで生活中。彼氏は半年間いない。 10時30分…起床。同居人は出社している。暖房とテレビを付けまったり。iPhoneで星野源の「YELLOW DANCER」をかけてBluetoothスピーカーで再生。スイッチを切り替える。リノベーションをしているが、さすがに築25年で防寒が頼りなく底冷えする。そのため朝の目覚めはいつもわるく、シャワーを浴びるまではオフのテンション。寝落ちして昨日返せなかった仕事のメールを返す。 13時30分…ブランチなどを食べゆったり準備。そして契約先の神宮前のデザイン会社へと、ネットニュースをザッピングしながら向かう。「へぇ、ASKA不起訴だったんだ…」。 14時…MTG。ここでは仕事モード。 15時…中だるみする時間。昨日投稿したInstagramのストーリー動画に「いいね!」があるのを確認し精神を落ち着かせる。 17時…ブランチの消化によって眠気が襲ってくる。コンビニのチョコレートを買いパワー補給。健康になった気分になれるのでマカをチョイス。 22時…区切りがついたところで会社を出る。残ったタスクは宇田川町の夜カフェで作業。酒が強くないが、この寒い時期にはつい頼んでしまう。Wi-Fiが不安定でしきりにログインを迫ってくることもあり、作業は早く終わらず。 24時…終電で三軒茶屋の自宅へ。作業を再開しようとするも、やはり底冷えするため部屋が暖かくなるまではまったり。 24時40分…家のWi-Fiの快適さを改めて実感しながら作業開始。途中、Youtubeやラジオの文字起こしサイトを見たりしながらも終わらせる。 26時…友人からLINE。「いまどこ? 渋谷いたりしないよね?」「家だよ。今日2時間前まで渋谷にいたけど」。その言葉から少々電話するはめに。 27時…完全に集中力が途切れ、風呂に入った後は就寝。  彼女はフリーランスという立場のため、会社員だった頃に比べ、出勤時間などに縛られることなく生活できているとのこと。だが、それも「個の能力」があってのこと。ワークライフバランスは自分の力で手に入れなければならない。睡眠不足も自業自得といったところか。
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ゲームアプリディレクター、既婚子持ち男性の場合
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