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歌舞伎町の“ヤクザマンション”に4500円で民泊してみた…

ヤクザマンション民泊の実態は?

 このマンション、実際に泊まってみるとなかなか面白い(闇が深い)。敷地内に無造作に置かれた花とワンカップ。「絶対、誰か落ちたじゃん…」と事故物件サイトで確認すると、このマンションで4人死んでいた。歌舞伎町の中でもエリート事故物件だろ…。  部屋から他の部屋を眺めてみると、ベランダに放置された大量のゴミの山、部屋の前にかけられた紙垂、ベランダに何日も放置されたままの女物の下着…。ベランダから外を眺めると、ラブホテルに入ってゆくオッサンと少年、媒体の写真撮影しているホスト。どこから持ってきたの? という荷台を押しながらポーズを決めるホストを眺めていると、感慨深さを感じる。

敷地内に無造作に置かれた花

 マンション内のゴミステーションは、粗大ごみは多いものの、きちんと分別されていることに驚いた。どうやら、管理人さんが分別しているらしい。そしてコインランドリー。「盗難注意!」の張り紙に震え、洗濯が終わるのを待っていると、マンションの管理人が何度も様子を見てくる。あれ…、疑われてます!?  そして駐車場。ここまでくればナンバーが「893」や「5910」なんてのもあるんじゃないの!? とワクワクしながら入ったが、さすがにそこまでオイシイ車はなかった。ちなみに車のナンバーのゴロ合わせは関西方面に多いらしい。中でも人気なのは「1188」(良いパパ)なのだとか。  実際に宿泊した感想は…、まったく民泊気分を味わえませんでした! もうね、ただのギュッとなった歌舞伎町。ホテルサイトのレビュー風に書くならば「アクセスだけは良好です」! 歌舞伎町をもっと知りたい! と好奇心旺盛な方にはオススメの物件ですよー! 取材・文/ケミカルT
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