「この迫力はもはや反則！？」と全員が驚いた「増し増し こぼれ肉もやしうどん」。こちらもニンニクをたっぷり入れて食べるのが、三橋氏のおすすめだ。「うどんとニンニクの組み合わせという面では、『台湾まぜうどん』も捨てがたい。けれど、このインパクト。溢れんばかりのもやしと肉がたまらない」と編集部員たちからは悩ましい声もあがった。 　トリを飾るのがずばり「冷麺うどん」。「嫌なことをスパ（SPA！）っと忘れるうどん」がコンセプト。フルーツのような酸味のかけだしが爽快な風味だが、ガッツリと牛肉をのせ、しっかりボリュームを出すことも忘れない。「これからの暑い時期にぴったりの季節感あるうどん」と犬飼編集長。「これ、たとえばコンビニで商品化されたら、即買いすると思います」と田辺副編集長もベタぼれ。今回紹介したうどんの中でも特に完成度の高さが目を引く一品だった。 　いずれ劣らぬ個性派揃いのうどんの中から、晴れてコラボメニューに輝くのはどのメニューか？　店舗限定のスペシャルメニューとして「はなまるうどん」で提供される商品は、6月5日発売号でお披露目予定。うどんの新たな可能性を堪能できる逸品を期待して待ってほしい。 取材・文／岡野孝次　撮影／林 紘輝（本誌）