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「100円均一のボードゲーム」東大生が奥深さに驚いた最高傑作3選

「18本」をいかに使い切るのか?

18-イチハチ-

ゲームに用いられるアイテムは実にシンプル

 使える指の合計本数が18本である以上、指を使い切るためには「パー(指5本)×2とチョキ(指2本)×4」もしくは「チョキ(2)×9」の組み合わせで手を出さなければいけません。  しかし、後者の場合には非常に勝率が低くなるであろうことが予想されますから、この手は取れません。  ですから、「パー(5)×2とチョキ(2)×4」、もしくは一本だけ指が余りますが「パー(5)×3とチョキ(2)×1」の組み合わせが一番現実的な選択肢となります。

シンプルながら高度な戦略が必要

 こうなると、10回の戦いのうちグーを少なくとも4回、パーを少なくとも2回、チョキを少なくとも1回使うことになります。この指の配分と順番の配置が非常に難しいのです。  また、相手の使った指の本数を記録しておくことも重要でしょう。実際にやってみると、思っている以上に考えさせられるゲームになっています。  たまには童心に帰って大人でも楽しめるじゃんけんを楽しんでみてはいかがでしょうか?
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シンプルながら奥深いボードゲーム
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