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東大生が「“すぐに論破したがる人”は頭が悪すぎる」と考える理由

 現役東大生の布施川天馬と申します。学生生活の傍ら、ライターとして受験に関する情報発信などをしています。

東大生が「論破ブーム」に抱く違和感

東大 皆さんは日常の中で「論破」という言葉を耳にしたことがあるでしょうか? 最近ではYouTubeのみならず、テレビ番組などでもこの言葉が取り上げられています。  こうした番組では「論破=相手の意見を封殺して倒すこと」と思われているようです。  ですが、実はこの「論破」の用法は間違っています。  これは論破ではありません。ただのいじめやマウンティングです。

適切な議論が行われていないなら…

 なぜなら、これらの「論破」は、議論という重要なプロセスを経ていないからです。議論を経て、相手の説を破ることを論破というのであって、適切な議論がなされていないなら、それは「ただの子供のケンカ」と呼ぶのが相応しいでしょう。  東大生はこのような間違った「論破」をしません。それは、大学の授業やゼミナールなどで、議論について徹底的に学ばされるためです。一方的に相手の意見を封殺することは、議論ではないということを知っています。  今回はYouTubeやテレビにはびこる「間違った論破」についてお伝えします。
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「論破」ではなく、議論が成立していないだけ
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